前回の『ハイブリッド油圧ショベル ZH200』に続く、建機ファンの皆様お待ちかねの第二弾。
今回も日立建機の技術力をご紹介したいのだが…まぁ見て下さい。この双腕式油圧ショベル「ASTACO」の雄姿を! 世間では「ガンダム建機」と呼ばれることもしばしば。
“双腕型マニピュレータ”とも呼ばれる油圧ショベルなのだが、2つの腕を駆使して「つかみながら切る」、「支えながら引っ張り出す」、「長いものを折り曲げる」などの作業ができるだけでなく、「軟らかく壊れやすいものを把持する」といった作業も可能だ。
つかみの威力は凄まじく、バスの解体もご覧の通り。リサイクリングや危険物の取り扱いはもちろん、被災地での救助活動にも貢献している。
東京消防庁と川崎市消防局には1台ずつ配備されているそうなので、都心部で消防防災関係に就職すれば「ASTACO」の操縦桿を握るのも夢じゃない!…かもしれない。
「ハッとする商品」、「ワクワクする商品」、そんなユーザーの琴線に触れる商品を作ろうとする熱意を大切にする日立建機さんって素晴らしい!
ちなみに最新型は「ASTACO NEO」。プラモデルやペーパークラフトも販売されているので、消防防災関係に就職できなかった人は卓上で夢を勝ち取ろう!
しかし、「ASTACO」を”ガンダム建機”と呼ぶのは、なんだか少し違和感がないだろうか?
正直、プラモデル『銀河の鷲 メガロ・ザマック』の水中作戦用パワードスーツ「ダ・ウェブ」の方が近いのでは。これからは”ザマック建機”と呼ぶのが相応しいはずだ!
参考 – 日立建機
Writer:
NANDY小菅