fbpx
ランボルギーニ生誕100年記念車「センテナリオ」のかっこよさは神の領域!

ランボルギーニ生誕100年記念車「センテナリオ」のかっこよさは神の領域!

2016年は、イタリアのランボルギーニ社の創設者である、フェルッチオ・ランボルギーニ(1916年-1993年没)生誕100年にあたります。その記念すべき年に開催されたジュネーブモーターショーで、ランボルギーニ「センテナリオ LP770-4」(以下センテナリオ)は産声をあげました。

 

「センテナリオ」の特徴は、その近未来的な美しい流線型のボディが、かつてランボルギーニ・ガヤルドをベースに作られ、クローズドコース専用車として20台のみ生産販売された「セスト・エレメント」と同様に、オールカーボンで製作されている点です。決定的に違うのは、「センテナリオ」は公道走行モデルという点です。

 

ディフューザーと可変リアウィングのデザインはゲームのような大胆さ

ランボルギーニ生誕100年記念車「センテナリオ」のかっこよさは神の領域!

リアは以前にたった3台(ロードスターは9台)のみ販売された「ヴェネーノ」と同様に、ゲームにでも出てくるような大胆なデザイン。リアエンドのバンパーと一体になっているディフューザーと、新設計の可変リアウィングで、強力なダウンフォースを発生し、その奥に収められた6.5L V12自然吸気エンジンから発生する”荒ぶる770頭のファイティングブル”のパワーを確実に路面に伝えるのに一役買っています。

それだけではなく、「センテナリオ」独自の新技術として、ランボルギーニ初の4WS(後輪操舵)が採用されています。これにより、大柄なV12マシンが一回り小さくなったかと思うぐらいの、軽快な操作性をドライバーにもたらします。

 

アルカンターラとカーボン製のインテリア

ランボルギーニ生誕100年記念車「センテナリオ」のかっこよさは神の領域!

インテリアは、同社のフラッグシップモデルの「アヴェンタドールSV」と共通する部分がありますが、アルカンターラのダッシュパネルに、カーボン製ドアインナートリム、アルカンターラを使用したカーボンバケットシートなどで構成されています。10.1インチのタッチスクリーンで、マルチメディアの操作が可能で、AppleのCarPlayにも対応しているとのことです。

生産台数はクーペ20台、まだ未公開(VIPには公開されていると思われる)のロードスター20台の計40台のみで、価格は約2億1,500万円。さらにランボルギーニ社のオーダーメイドプログラム「アド・ペルソナム」にも対応することということですので、実際に納車されるモデルは3億円近くになりそうです。

 

 

現在、VW傘下であるランボルギーニ社、親会社の排ガス不正問題からブランド売却される噂が一時立ちましたが、そんなネガティブなものを一蹴する1台ですね。仮にそうなったとしても「我々は我々の道を進むだけだ」と言えるぐらいの力強さを今のランボルギーニ社からは感じます。

このランボルギーニ「センテナリオ」は、今後の同社のクルマづくりの指針の一つになると思われます。2018年にはSUV「ウルス」も控えてますし、ファイティングブルは世間の荒波に負けずに、まだまだフルパワーで突き進んでいきそうですね。

 

 

参考 – Youtube : Lamborghini Centenario LP 770-4: Perfection Forged、 1.9m $ Lamborghini Centenario LP770-4 WORLD DEBUT – 2016 Geneva Motor Show – Lamborghini Ad Personam program: Vittorio Gabbaランボルギーニ

Keyword

Recommend

今、あなたにオススメ