スイスで現在開催中のジュネーブモーターショー。世界中のカーメーカーが新型モデルを発表するこのショーで、メルセデスベンツが注目のスポーティカー2モデルを発表しました。
高級スポーツカー好きは絶対に注目の新型「Eクラス カブリオレ」と、ブランニューの「メルセデス-AMG GTコンセプト」を紹介しましょう。
4シーター・オープンの新型
まずは、2017年モデルの「Eクラス カブリオレ」から。これは、新型プラットフォームを採用し、すでに発表されている「Eクラスセダン」や「Eクラスワゴン」と同じファミリーとなるモデルです。
同じく今回のショーで発表された新型「Eクラス クーペ」(下)のオープンモデルといった位置付けですが、かっこよさでは断然こちらだと思います。高級スポーツカーはやっぱりオープンですよね!
ボディサイズは全長4,826mm×全幅1,860mm×全高1,428mm×ホイールベース2,873mm。
他のEクラスと同様に、ボディサイズは前モデルより大柄となり、上級モデルの「Sクラス カブリオレ」と同等の存在感を実現。加えて、スポーティかつラグジュアリーな雰囲気が抜群です。
クラシカルなファブリック製ハードトップを採用し、50km/h以下なら走行中でもオートで開閉が可能。カラーはダークブラウン、ダークブルー、ブラックから選べます。
インテリアも高級感満点で、コクピットには12.3インチのワイドスクリーンなども採用。また、スマートフォンのワイヤレスチャージなども可能で、快適かつ使い勝手が良い装備が光ります。
搭載エンジンは公表されていませんが、新型「Eクラス クーペ」と同様と予想されます。
ちなみに、「Eクラス クーペ」のラインナップは以下の通りです。
- E220d(ディーゼルエンジン):1,950cc 4気筒
- E200&E300:1,991cc 4気筒
- E400 4MATIC(4WDS車):2,996cc 6気筒
きっと、ベンツ特有の上質な走りとオープンエアーの爽快感が味わえること間違いなし。
たぶんプライスもラグジュアリーでしょうが、一度は乗ってみたいクルマですね!
AMG50周年記念のハイブリッドカー
一方、注目のもう一台は、新型コンセプトカー「メルセデスAMG GTコンセプト」です。
メルセデスベンツのスポーツ&レース系ブランド「メルセデスAMG」の誕生50周年を記念して発表されたこのモデルは、同ブランド初のハイブリッドカーです。
2シーターのFRスポーツクーペ「メルセデスAMG GT」をベースに、ボディサイズを拡大し後部座席と4ドア化を敢行。エンジンには、「メルセデスAMG GT」と同じ4,000cc・V型8気筒に加え、後輪の駆動をサポートする電動モーターも採用。
今後、「メルセデスAMG」のクルマに採用される新開発の「EQ Power+」というハイブリッドシステムを導入することで、約800psものハイパワーを発揮します。
F1グランプリで大活躍の「メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム」で培った、様々な技術の粋が集結されているというこのモデル。
まだコンセプトカーの段階ですが、「メルセデスAMG」では今後2年以内に量産モデルを販売する計画だとか。
本格的な走りを楽しむセレブな方はもちろん、「いつかはスーパーカーに乗る!」と夢見るアナタ(そしてボクにも)、今後が楽しみな1台ですね。