MINIの中でもリアに観音開きのドアを採用するなど、独自のスタイルを持つステーションワゴン「クラブマン」をベースとしたオフローダーのコンセプトモデル「クラブマン All4 スクランブラー」が公開されたので紹介しましょう。
「R NineT スクランブラー」がモチーフ
BMWのオフロードバイク「R NineT スクランブラー」が隣に停車していることに違和感を覚えた方もいることでしょう。それはこの「クラブマン」のモチーフが「R NineT スクランブラー」になっているからです。
そうか、よく考えたら、BMWモトラッドもMINIもグループ会社ですもんね。
MINI「クラブマン All4 スクランブラー」
MINIイタリアが、6月8日~12日に開催された2016年サロン・デルオート・パルコ・バレンチノで発表したコンセプトカー「クラブマン・ALL4・スクランブラー」は、上記したように、BMWのR NineTスクランブラーから着想を得て誕生したというコンセプトモデルです。
全体をR NineT スクランブラーと同じ「フローズングレイ」のマット塗装でカラーリングし、ブラックのルーフにはラゲッジ・ラックが装備されるなど、オフ車のワイルドなイメージを前面に立てて仕上げられています。
ディテール紹介
フロントには補助ライトが装備され、ラリーカーのような雰囲気をかもし出しています。
車高をあげたサスペンションやオフロード用タイヤを装備したことで、アクティブなイメージをアピールしています。
ボディ下側とホイールアーチは、傷防止のために樹脂製素材を用いています。
リアは観音開きのドアを採用していますが、トランク部分はあまり広くはありません。それを補う上でもルーフラックが重要な意味を持ちます。
インテリアも、R NineT スクランブラーを意識したカラーのレザー&アルカンターラシートが採用されています。実に落ち着いた雰囲気になっていますね。
それでは動画もお楽しみください。
https://www.youtube.com/watch?v=szZy-mym6fo
いかがだったでしょうか。「クラブマン・ALL4・スクランブラー」の魅力、伝わったでしょうか。ちなみにこちらの「クラブマン・ALL4・スクランブラー」、あくまでもコンセプトモデルなので、残念ながら、今のところ市販される予定は無いとのことです。販売すれば人気モデルになるんじゃないかなぁ…と思いますが、どうでしょう?BMWさん!
参考 – Youtube : MINI CLUBMAN ALL4 SCRAMBLER CONCEPT、MINI