ある日のニュルブルクリンクのメーカー専有時間帯に、真っ黒なミッドシップスポーツカーがニュルブルクリンクの名物コーナーである「カルーセル」をスムーズに駆け抜けていきました。上の写真はまさにその瞬間です。
そのクルマの正体は、日本のクルマ好きがその登場を今か今かと待ち望んでいるホンダ「NSX」!
世界経済など様々な問題に翻弄され続けていましたが、いよいよXデーに向けてその快音が聞こえてきました。
既に北米で量産モデルがテストを兼ねて、アキュラ全ディーラーを尋ねる長距離ツーリングを行なっていますが、サーキットでしかも偽装なしの「フルヌード」での走行を目撃されたのは初めてです。
真横だけ見るとフェラーリ「458」やアウディ「R8」に近いものがありますが、フロントフェイスは、チャレンジングなホンダらしいアグレッシブなものになっています。
V型6気筒 3.5Lツインターボ+前2個・後1基モーターのSH-AWDで550馬力を発揮します。ドライバーがシチュエーションに合わせて任意に変更ができる4つの走行システム、「インテグレーテッド ダイナミックシステム」で街中からワインディング、はたまたサーキットで快適なドライビングができます。
価格は1,800万円前後、Xデーは2016年春を予定しております。ぜひ日産GT-Rと乗り比べをしてみたいものです!
参考 – Youtube : 2016 Honda NSX – Exhaust SOUNDS on the Nurburgring
Writer:
クリハラジュン