2016年2月13日〜2月21日、アメリカ・シカゴで行われた「シカゴオートショー2016」に、ニッサンがキャタピラ付きSUV、3モデルを発表! どんな険しい雪道も走破できる”Winter Worrior”をコンセプトとして登場した。
今回登場した3モデルは、画像右から「パスファインダー」「ムラーノ」「ローグ」をカスタムした特別仕様車。
「パスファインダー」は輸出専用の7人乗り、「ムラーノ」は国内販売されているモデルと基本的には同じ、「ローグ」はエクストレイルの北米仕様車だ。
スノートラック用システムを採用
3モデルはぞれぞれ、America Track Truck社製の「THE DOMINATORトラックシステム」を装着している。これは、4輪車にキャタピラを装着できるスノートラック用のシステムで、1輪辺りのサイズは高さ30インチ(約76cm)、長さ48インチ(約122cm)、幅15インチ(約38cm)。キャタピラの装着に合わせ、サスペンションなども改良されている。
ボディは、マットレッドクロームカラーをカスタムペイント。ボディサイドの”Winter Warrior”ロゴは、ステッカーをラッピングしている。
純正アクセサリーもセット
3モデルには、他にカーゴエリアプロテクター、オールシーズンフロアマット、ルーフレールクロスバー、バンパープロテクターなどの純正アクセサリーも装着。冬のハードな冒険を楽しむ人のために、9×9ft (2.7×2.7m)サイズのテントも用意している。
いずれも、ショー用のコンセプトカーということで、販売されるかどうかは不明。
だが、真冬のエクストリームなドライビングを楽しめるのは間違いない。普通の(4輪の)クルマでは行けない峻険な場所へ行き、スノーボードやスキーなど、ウインタースポーツを楽しむなどにはもってこい!冒険好きには気になる仕様だ。それでは動画もご覧いただきたい。
https://www.youtube.com/watch?v=cJa5tdDHqkk
意外にもかなり軽快に移動していることがわかったと思う。”Winter Worrior”のコンセプトは伊達ではないのだ。
参考 – Youtube : Nissan unleashes trio of aggressive “Winter Warrior” concepts just in time for the Chicago Auto Show