クルマらしい安定感を保ちつつ、バイクのような解放感を味あわせてくれるのがオープンカー。実用性に乏しいと思われがちですが、案外普段使いできます。しかも乗ってて楽しく、女性からモテるデートカーとしても使えちゃいます!
オープンカー1台でも実用性十分!
オープンカーはニッチなクルマをイメージされている方が多いと思われますが、ここ数年に開発されたオープンカーは単なる趣味車ではなく、実用性も兼ね備えたモデルが多数存在します。
オープンカーといえば二人乗りとイメージされますが、後部座席のある4人乗りモデルもたくさんあります。
国産自動車メーカーは保守的なのか、オープンカーのラインナップが非常に少ないですが、海外メーカーは積極的にオープンカーをラインナップしています。
特にメルセデスベンツやBMWは、セダンやクーペボディが主体のモデルであってもオープンボディをラインナップしており、広いラゲッジスペースを備えながら、ルーフの開閉は全自動と高い実用性と機能性を持ち合わせています。
バイクのような爽快感!オープンカーだからこそ楽しめるカーライフがある
オープンカーの最大の良さは、運転した時の爽快感です。
バイクのように風を感じながら走れること。車内の空気がこもってクーラーをかけようとしても、屋根を開ければクーラーなんてつける必要はありません。
また、普段オープンカーに乗らない方からすれば非日常的なので、ゲストを乗せたら喜ばれることと、特に女性からのウケがよく、オープンカーはモテるクルマです。
ただ、長髪の女性を乗せるときは注意。髪型が崩れてしまうため、外が晴れていて暖かくても、むやみに屋根をあけず、一度屋根を開けていいかを聞いてみるように心がけましょう。さらに気遣いのできる男が演出できます。
50万円以下で購入できるオープンカー5選
中古車のみになりますが、手頃な価格で手に入る車種を5つご紹介します。
古さを感じさせないデザイン性「マツダ ロードスター(NB)」
世界で最も販売されたオープンカーとしてギネスブックの認定をうけているマツダ ロードスター。
中古車のタマ数が多く、50万円以下で購入できる車両も多数販売されています。中でも初代NA型や2代目NB型なら格安で手に入りやすいですが、古さや車両状況を考えればNB型がおすすめ。
時代の古さを感じさせないデザイン性や乗る楽しさを考えれば、オープンカーを楽しむうえでロードスターは最適なクルマです。
フランスのオシャレな雰囲気をまとった「プジョー 207CC」
フランスメーカーの中でプジョーはオープンカーを積極的に販売しているメーカーです。その中でおすすめはコンパクトカー207のカブリオレモデル「207CC」です。
コンパクトカーでありながら、4人乗れて自動開閉のハードトップなため実用性のあるオープンカーです。
しかも、フランス車ということでオシャレな雰囲気は、魅力的なポイントです。
セカンドカーにもオススメな軽規格「ダイハツ コペン(L880K)」
維持費を安くしたい方は、軽自動車規格のダイハツ・コペンがおすすめ。
現行モデルのコペンやホンダ 660はまだまだ新しいため高く、ホンダ ビートやスズキ カプチーノはタマ数が少なくなってきており、希少価値があるため中古車相場が高騰しています。
そんななか、コペンの初代モデルであるL880K型なら、50万円以下の中古車がいくつか販売されています。
丸目ヘッドランプの可愛らしいルックス、電動ハードトップである使い勝手の良さ、そしてターボの力強さとキビキビした運動性能は乗ってて非常に楽しく、遊びクルマとしてのセカンドカー購入したい方におすすめできるクルマです。
愛らしいルックスでオープンな「MINI コンバーチブル(R52)」
オシャレな欧州コンパクトカーというイメージが強いミニですが、オープンカーの「MINI コンバーチブル」をおすすめオープンカーのひとつに紹介したいです。
BMWがMINIを製造するようになってから日本へ多くのミニが輸入されて、販売数をかなり伸ばしました。そのため、中古車のタマ数が多く、50万円以下で売られているものも多数存在します。
MINI コンバーチブルはルーフがソフトトップで電動開閉によりフルオープンは約15秒で完了。コンパクトで可愛らしいルックスながら4人乗れて荷物もある程度載せられるところは女性ウケが良いクルマです。
家族4人でも広々「BMW 3シリーズカブリオレ(F30)」
4人乗りでスポーツ走行を楽しみたいというかたにおすすめしたいのはBMW 3シリーズカブリオレ。
現行のG20型や一つ前のF30型は、まだまだ高額ですが、1998~2006年に販売されたE46型なら50万円以下の中古車両は販売されています。
カブリオレだとタマ数が少なくなる分、50万円以下で購入できるのは状態があまり良くない車両になってしまいますが、若干お金を足して60~80万円ぐらいであれば、まだまだ乗れる車両を購入することが可能。
BMW独自の直列6気筒エンジンや、前後重量配分を理想的な50:50へ極力近づけた3シリーズは、BMWのキャッチフレーズである「駆けぬける歓び」を思う存分感じることができるクルマです。
カブリオレは3シリーズクーペの屋根を取ったものですが、後部座席も極端に狭いということはなく、大人4人乗ってもそこまで窮屈になりません。
これ一台あれば、移動や長距離の旅行でも不自由なく使える万能型オープンカーです。
まとめ:アクティブなカーライフがすぐそこに
オープンカーはひとたび幌やルーフをあければこの上ない開放感を感じさせてくれる乗り物です。バイクとはまた違った景色を見せてくれますし、アクティブなカーライフを送れますよ。