新型ポルシェ911が理想的過ぎる!そうそう、こういうのでいいんだよ

今年8月30日から新型ポルシェ911の予約受注が開始され、価格は1,335万円より販売されます。今回の新型911は8代目モデルとなり、コードネームは「992型」。初代911誕生から56年目が経ち、伝統を守りつつも最新のテクノロジーが満載された新型911は、ポルシェの新たな扉を開く1台です!

 

ポルシェファン待望のポルシェ新型911(992型)予約開始

新型ポルシェ911カレラS

ポルシェ911ファン待望の8代目モデル・992型が、もうすぐ日本に上陸します。

現在、日本で予約可能なモデルは後輪駆動の911カレラ、911カレラカブリオレ911カレラS911カレラSカブリオレ、4輪駆動の911カレラ4S911カレラ4Sカブリオレの6モデル。

プレス向けには既に試乗が開始され、当たり前ですがレビューを見るとかなり絶賛されており、一般向けのデリバリーが楽しみです。

 

ポルシェ911とは

ポルシェ911カレラ(901型)

ポルシェ911は1964年から販売される4シートスポーツカーです。初代モデル901型ではフェルディナンド・ポルシェ氏の孫であるフェルディナンド・アレクサンダー・ポルシェ氏が中心となって開発。

901型から現行モデルの7代目991型まで、水平対向6気筒エンジンリアタイヤの後方にエンジンを搭載するRR方式を採用しています。

 

外装は930型をインスパイアさせたスタイル!

新型ポルシェ911カレラ

 

新型ポルシェ911カレラ

新型911の外装で注目なのが、テールライトです!4代目モデルにあたる930型のテールデザインを復活させ、待望の直線スタイルテールライトがポルシェのブランドアイデンティティを強調しています。

また、テールライトの上部は格納式リアスポイラーになっています。スポイラーが可変するタイミングは、速度が90km/hでエコポジションと呼ばれる第一段階、150km/hでパフォーマンスポジションと呼ばれる第二段階です。

 

フロントマスクでは、ヘッドライトにも930型のデザイン要素が加わり二重まぶたのように上部に段差を設けています。LEDヘッドランプが標準装備ですが、光軸が可変するLEDマトリックスヘッドライトとポルシェ・ダイナミック・ライトシステムが47万5,000円でオプション設定されます。

 

バンパーの開口部は大型化かつブラックアウト化され991型よりスポーティーなデザイン。ACC用センサーがナンバー取付位置の上に装着され、左右の電子制御式のフラップはスピードと温度、走行モードによって開閉するギミックもスポーツカー好きの心を擽ります。

 

アナログとデジタルが融合したコクピット

911シリーズの伝統スタイルとして、5連丸型アナログ式メーターパネルがあげられ、もちろん992型でも5連丸型は健在ですが、フル液晶ディスプレイ化されました。

また、メーターパネルからセンターコンソール上の10.9インチモニターが2連画面され、センターモニターはタッチパネル式で操作します。

もちろん991型から完全新開発され、コクピットは伝統のスタイルを残しつつも最新テクノロジーを惜しみなく搭載しています。

 

ボディはワイドボディ化と軽量化!エンジンは馬力もアップ

新型911(992型)は、一見すると現行モデル(991型)からのスキンチェンジに思えますが、プラットフォームからエンジン、トランスミッションにいたるまで全てが新設され、パワーだけでなく燃費も向上させています。

 

現行911カレラSと比べると、全長20mm、全幅44mm、全高4mmまで延長。ワイドボディ化していますが、フレームにアルミシート使用率7%、アルミダイキャストは4%増加し、スチール使用率を60%から30%に減らしたことで、991型のフレームより15%も軽い250kgを実現しています。

 

エンジンは、991型と比較し排気量2981ccと91.8mm×76.4mmのボア×ストロークは変わりありませんが、2つのインテークマニホールドバルブリフト量を2mmと4.5mmで差をつけ、吸入器に渦を発生させ燃焼効率が向上。

 

またタービンは3mm拡大の48mmとインタークーラーの面積を14%拡大され、排気量を変えずにパワーアップを果たしています。

991型と比較すれば、911カレラで15PS、911カレラSで30PSの馬力アップを実現しました。

 

ポルシェ新型911のトランスミッションは8速PDKのみ

日本仕様の新型911にはトランスミッションを8速ATのみが設定されています。

PDKと呼ばれるポルシェ独自のオートマトランスミッションは、クラッチ操作なしのシフトチェンジ可能なセミオートマ仕様となり、991型で7速だったのが992型では8速になっています。

 

しかし、6速で最高速に到達し、7速と8速はオーバードライブとなっているため、高速クルーズでの快適性と燃費向上に貢献します。

なお、991型では7速MTが設定されていますが、992型では8速ATのみ。北米/欧州仕様でもMTがないため、今後992型GTSやGT3が登場すればMTも用意されるかもしれません。

 

ポルシェ新型911カレラ・諸元

新型ポルシェ911カレラ/911カレラカブリオレ

 

スペック

911カレラ 911カレラカブリオレ
全長×全幅×全高(mm) 4,519×1,852×1,298 4,519×1,852×1,297
ホイールベース(mm) 2,450
フロントトレッド/リアトレッド(mm) 1,591/1,557
車重(kg) 1,580 1,650
エンジン 水平対向6気筒DOHC4バルブ・ツインターボ
排気量(cc) 2,981
最高出力(kW[PS]/rpm) 283[385]/6,500
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 450[45.8]/1,950~5,000
トランスミッション 8速PDK
タイヤサイズ 235/40 ZR 19
295/35 ZR 20

 

性能

911カレラ 911カレラカブリオレ
0-100km/h加速(秒) 4.2 4.4
0-160km/h加速(秒) 9.3 9.7
最高速(km/h) 293 291
燃費(km/ℓ) 総合 11.1 10.8
市街地 8.9 8.7
高速道路 12.9 12.6

 

ポルシェ新型911カレラS・諸元

新型ポルシェ911カレラSカブリオレ

 

スペック

911カレラS 911カレラSカブリオレ
全長×全幅×全高(mm) 4,520×1,850×1,300 4,519×1,852×1,299
ホイールベース(mm) 2,450
フロントトレッド/リアトレッド(mm) 1,589/1,557
車重(kg) 1,540 1,585
エンジン 水平対向6気筒DOHC32バルブ・ツインターボ
排気量(cc) 2,981
最高出力(kW[PS]/rpm) 331[450]/6,500
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 530[54.0]/2,300~5,000
トランスミッション 8速PDK
タイヤサイズ 245/35 ZR 20
305/30 ZR 21

性能

911カレラS 911カレラSカブリオレ
0-100km/h加速(秒) 3.7 3.9
0-160km/h加速(秒) 8.1 8.5
最高速(km/h) 308 306
燃費(km/ℓ) 総合 11.2 11.0
市街地 9.3 8.6
高速道路 13.2 13.2

ポルシェ新型911カレラ4S・諸元

新型ポルシェ911カレラ4S

スペック

911カレラ4S 911カレラ4Sカブリオレ
全長×全幅×全高(mm) 4,520×1,850×1,300 4,520×1,850×1,300
ホイールベース(mm) 2,450
フロントトレッド/リアトレッド(mm) 1,589/1,557
車重(kg) 1,565 1,640
エンジン 水平対向6気筒DOHC32バルブ・ツインターボ
排気量(cc) 2,981
最高出力(kW[PS]/rpm) 331[450]/6,500
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 530[54.0]/2,300~5,000
トランスミッション 8速PDK
タイヤサイズ 245/35 ZR 20
305/30 ZR 21

 

性能

911カレラ4S 911カレラ4Sカブリオレ
0-100km/h加速(秒) 3.6 3.8
0-160km/h加速(秒) 8.3 8.7
最高速(km/h) 306 304
燃費(km/ℓ) 総合 11.1 11.1
市街地 9.0 9.0
高速道路 12.8 12.8

 

新型ポルシェ911の価格

新型ポルシェ911カレラ4S

モデル 価格
911カレラ 13,350,000円
911カレラ・カブリオレ 15,600,000円
911カレラS 16,660,000円
911カレラSカブリオレ 18,910,000円
911カレラ4S 17,720,000円
911カレラ4Sカブリオレ 19,970,000円

 

ポルシェ新型911はユーザーも納得できる出来栄え

新型ポルシェ911カレラS

今回のフルモデルチェンジで、従来のターボエンジンをパワーアップさせたこと、メーターパネルのデジタル化や安全性能といった装備を充実させたことは、991型から正統進化です。

930型のデザインイメージを復活させたあたりは、911らしさを取り戻したようにも思えます。

 

ポルシェのエンジニアは911が変わって良いところと悪いところを十分理解した上でモデルチェンジを実行し、ポルシェユーザーが「こういうのでいいんだよ!」と納得いくモデルに仕上がっています。