実車化もアリ!?グランツーリスモにマツダRX-VISION GT3コンセプト登場

マツダ・ロータリースポーツ究極の理想形と言っても過言ではありません。マツダが発表したコンセプトマシンが究極にカッコいいと話題になっています。といっても、今回のコンセプトカーはバーチャルでの話。果たして実車化はありえるのでしょうか。

 

グランツーリスモスポーツにマツダ・RX-VISION GT3コンセプト登場

マツダは、PlayStation4用レーシングゲーム「グランツーリスモSPORT」にRX-VISION GT3コンセプト(Mazda RX-VISION GT3 Concept)を登場させることを発表しました。

ゲーム上に登場するコンセプトマシンで、2020年の5月25日に実施されるグランツーリスモSPORTのアップデートで登場する予定です。

 

マツダ・RX-VISION GT3コンセプトとは

RX-VISION GT3コンセプトは、ビジョン・グランツーリスモのもとFIA-GT3グループに沿って生み出されたバーチャルレーシングカーです。

現状ではグランツーリスモSPORT内でのみ登場する予定とされ、東京モーターショー2015で発表したコンセプトモデル「RX-VISION」がデザインベースとなっています。

 

RX-VISIONはロータリーエンジンと次世代FRプラットフォームを採用し、マツダのデザインテーマ「鼓動(こどう)」を継承するエレガントなスタイリングが話題を呼び、今回発表されたRX-VISION GT3コンセプトにも受け継がれています。

 

ビジョン・グランツーリスモとは

「ビジョン・グランツーリスモ」とは、グランツーリスモと自動車メーカーが協力し合いコンセプトカーを製作するプロジェクトです。

グランツーリスモのプロデューサー・山内一典氏の呼びかけにより、各自動車メーカーが独自のコンセプトカーデザインを提案し、それをグランツーリスモのゲーム内で登場させます。デザインは自動車メーカーのデザイナーが出した案を尊重し、実車化を前提とせず、デザイナーが自由な発想だとどんなクルマが作れるかを重要視しています。

 

これまでに33のメーカー/ブランド/レーシングコンストラクターが参加し、その中にはスポーツウエアの最大手メーカー・ナイキも参加していました。

ビジョングランツーリスモで生み出されたコンセプトカー全てがグランツーリスモ内で操れますが、モータースポーツイベントなどで実寸大モックアップが展示され、今後実写化されるであろう次期車両のデザインヒントとして、メディアから大きく取り上げられるほど影響力が非常に強いです。

 

2020年からFIA-GTオフィシャルパートナーに

マツダはFIAグランツーリスモチャンピオンシップ(以下:GTチャンピオンシップ)のオフィシャルパートナーとなります。

GTチャンピオンシップは、グランツーリスモの中で争われる国際バーチャルレースですが、年々盛り上がりをみせ、面白いことに、オフィシャル・タイムキーパーソンにタグホイヤー社、オフィシャル・タイヤ・サプライヤーにミシュランが参加しています。

 

「グランツーリスモ」がe-スポーツ認定!FIA×GTチャンピオンシップが本格的すぎる

また、FIA公認ということ、さらに、実車の国際ビッグレース同様に大手メーカーがスポンサーについていることから、バーチャルレースでありながらリアルレース同様の盛り上がりを見せています。

今回、マツダがオフィシャルパートナーに迎えられ、2020年シーズン全戦およびワールド・ファイナル出場のマニュファクチャラーとしてRX-VISION GT3コンセプトが参戦できます。

よって、レース中では実在するGT3マシンとバーチャルレーサーのRX-VISION GT3コンセプトが同じ土俵で戦うことになります。

 

RX-VISION GT3コンセプトの実現はありえるのか

RX-VISION

RX-VISION GT3コンセプトがグランツーリスモスポーツに登場するとなれば、気になるのは実車化はありえるかということ。

現在、マツダは次世代のロータリーエンジンスポーツカー開発を進めているという情報がにわかに騒がれ、RX-VISIONが発表されたときは、これが次期ロータリースポーツ「RX-9」ではないかと噂されました。

実際はどうなのか、それはマツダ社内のみが知ることですが、RX-VISIONの東京モーターショー2015発表後には大きな反響があり、その影響からかRX-VISIONを元にGT3コンセプトが生み出されたということであれば、次は実車として登場させるという考えは少なからずマツダ内にあるはずです。

 

【速報】ロータリー開発は続いていた!次世代ロータリーRX-9が凄いことに!

また、トヨタがマツダと提携を結び、小型のロータリーエンジン搭載のシリーズハイブリッドEVを行うことを発表しているため、マツダがロータリーエンジンを開発していると断言しても良いでしょう。

あくまで憶測ではありますが、RX-VISIONのスタイルのロータリースポーツカーの発表、そしてRX-VISION GT3コンセプトの発表がRX-VISIONをベースにしたGT3マシン発売の助長なのかもしれません。

 

まとめ

最後に、RX-VISION GT3コンセプトはクルマ好きだけでなく、クルマにあまり興味ないかたでも純粋に「かっこいい!」と思えるスタイルだと思われます。

RX-VISION GT3コンセプトがバーチャルワールドからリアルワールドへ登場することを願いたいと切に思います。

 

RX-VISION GT3コンセプトのスペック

全長×全幅×全高:4590mm×2075mm×1120mm
ホイールベース:2700mm
トレッドF/R:1720mm/1760mm
車両重量:1250kg
前後重量配分:48:52
最高出力:570PS

誕生から50周年!マツダの象徴「ロータリーエンジン」搭載車の歩みを2分で知る!

池田勇生

池田勇生

バイク・クルマ・モータースポーツをさまざまな視点で執筆活動をしているフリーライター。特に80~90年代の旧車や2ストロークバイクが得意です。