最近世間をお騒がせ気味なテスラ。果たして単純な安全性能面はどうなのか、アメリカ合衆国運輸省のクラッシュテストを分析してみました。
テスラって本当に安全なの?
アメリカ合衆国運輸省のNHTSA(全国高速道路交通安全局)によるクラッシュテストの結果、事故の際テスラのモデル3はなんと最高峰の安全性を誇る、とのことでした!
NHTSAによる評価は1つ星から5つ星の5段階であらわされますが、各評価段階内での格付けはないそうです。
このこともあり、お騒がせ中のマスク氏はこの結果に対して強気な発言をしていました。
「この評価だけじゃモデル3の安全性について完璧に説明することができないじゃないか」
同局の調査によると、電気で後輪を駆動させているモデル3は前方部分がクラッシャブルゾーンとして働き、衝撃吸収によって搭乗者を守っているそうです。
日本車との比較
NHTSAによる同クラッシュテストで5つ星を獲得した日本車といえば、ホンダ「アコード」、スバル「インプレッサ」「レガシィ」、トヨタ「カムリ」などがありますが、先述のとおり同段階内での格差付けはされていません。そこで、別の規格による評価を参考にしてみました!
日本で基準とされているJNCAP(自動車アセスメント)によると、スバル「インプレッサ」は200点中で199.7点、「レガシィ」は188.8点、ホンダ「アコード」は178.8点、トヨタ「カムリ」は評価結果なしとのことで、テスラのモデル3を含む外車の評価はほとんどされておらず、比較はできませんでした。
ユーロNCAPを参考にしてみると、テスラは2014年製のモデルSしか評価されていなかったため、少し低めの評価でした。
日本車は日産「リーフ」、スバル「XV」「インプレッサ」、トヨタ「C-HR」などが上位にランクイン。総合的な評価はモデルSよりも良好ですが、モデル3の評価が加わるとどうなるか、まだわかりそうにありません。
結論
調べた結果、テスラのモデル3はアメリカの過酷なクラッシュテストでも最高評価を獲得できるほどのもので、しかし正確な比較はできていないので果たして日本車とどちらが安全かはわからない、という結論に至りました。
ここまで調べましたが、しかしボルボの前では「ドングリの背比べ」感が否めないですね……
近年の車は総じて安全性が高いので、安心して購入できそうですね!