ここ何年か、筆者はF1というものから遠ざかっていましたが、何年か振りにF1を見たところ、タイヤ交換のスピードが異常に速くて、タイヤ交換をした瞬間すら見えないことに衝撃を受けました。
というわけで、F1ファンからすれば、”言わずもがな”かもしれませんが、驚きの超速タイヤ交換についてご紹介いたします。
タイヤ交換にかかった時間は僅か1.92秒
まずはマシンがピットに入ってきます。
ここからがメカニックの腕の見せ所、一斉にマシンに取りつきます。
一瞬、タイヤがハズれたように見えました。すると…次の瞬間には、
タイヤ交換が終わったのか、マシンは再スタートしていきます。この間、わずか1.92秒です。タイヤ交換したの?してないの? 何も見えませんでした。
マシン側から見ると手順が見えてきます
マシンに取り付けられたカメラから見ると、作業手順が明らかになります。
正面にジャッキ係がいて、各タイヤ担当が、本当に一瞬でタイヤを取り外すと、すぐにタイヤを取り付けにかかります。というか、その作業をわずか1.92秒で終わらせているのです。ホントにネジをシメているのか疑問に感じるほどです。
左斜め横から見たアングル
斜め後ろのアングルから見た光景です。タイヤ取り付け担当は、タイヤを持ってスタンバっているのですね。大変そうです。
こんなに交換時間が短いと、パイロットは息をつく暇もないでしょうね。
それでは、驚愕の動画をご覧ください。
いかがでしたか? それにしても、F1はこんなにも進化を遂げていたのですね。少なくとも、筆者が見ていた頃は、タイヤ交換にはそれなりに時間がかかっていたように思えます。いやはや、技術の進化と、ピットマンのたゆまぬ努力には感服です!
参考 – Youtube : DHL Fastest Pit Stop Award: 2016 FORMULA 1 GRAND PRIX OF EUROPE