コンセプト・モデル&働くクルマが大好きな筆者ですが、メルセデスが発表した宅配車のコンセプト・モデル「Vision Van」が強烈でしたので、ご紹介しましょう!
Vision Vanは宅配車のコンセプト・モデル
Vision Vanの詳細
これがVision Vanの運転席。「あれ…ハンドルがない?」だと!?
その答えは下記画像の通り。
なんと、運転はジョイスティックで行う時代が来るようです!
Vision Vanは宅配車ということですので、荷物の積み降ろしにもイノベーションが到来します。こんな感じでラインを流れる荷物が…、
自動的にラックに収納されて行きます。左にチラと映っている段ボール箱と写真中央の赤い箱、覚えておいてくださいね。
この荷物満載となったラックが、Vision Vanにスッポリと収まるという仕組みです。
Vision Vanは排気ガスなんか出しません! そこはもちろんクリーンに電気自動車です。これが宅配業者が要望する事柄の一つであり、環境対応へのメルセデスからの回答です!
そんなクリーンな宅配車に乗った運転手さんは、先ほど自動で仕分けされたた荷物をお客様にお届け! おや、上空にドローンが…。
なんと!運転手さんが荷物を届けている間に、ドローンが飛んで、あの赤い箱を宅配していたいのです!
これが、「Last- Mile Delivery=最後少しの距離の宅配」の効率化という宅配業者からの要望に対するメルセデスからの回答です。ドローンのおかげで配達効率が2倍にアップするなんて、実に効率的ですね!
これがメルセデスが描く未来の宅配車の姿なのでした。す、凄過ぎる!
Vision Vanの動画
https://youtu.be/ve63xdzc3hg
あのネット通販最大手のアマゾンがドローンでの宅配実験を開始、なんていうニュースが流れたりする作今。商用車を開発するメーカーは、自動車本体の開発だけでなく、物流全体の未来像からドローンやスマホの活用などなど、色々なことを考えていることが分かりました。
たしか、アマゾンの方が「ラスト・ワン・マイル」を制した業者が、今後のロジスティックを勝ち残るといっていたのを思い出しました。本当にこんな時代が本当に来るのでしょうか? タクシーも無人自動運転化が進められていますので、大いに可能性はあるでしょう!
参考 – メルセデス・ベンツ(グローバル・サイト)