ヤマハ発動機のコミュニケーションプラザ(静岡県磐田市)で、2016年2月末まで東京モーターショー2015で話題を呼んだデザインコンセプトカー「スポーツライドコンセプト」が展示される。
「LIVE & RIDE感」を盛り込んだデザインコンセプトモデル
この「スポーツライド コンセプト」は、大人が日常的に楽しめる正統派のスポーツカープロポーションに、多様なモビリティを展開するヤマハらしい発想による「LIVE & RIDE感」を盛り込んだデザインコンセプトモデルだという。自動車デザイン専門誌「CAR STYLING」の「日本カーデザイン大賞2015-2016」のコンセプトカー部門で大賞にあたる「ゴールデンマーカートロフィー」を受賞したというだけあり、その存在感と、迫力あふれるフロントマスクはスポーツカーとしての走りも予感させられる
「iStream」コンセプトに基づいて設計
「スポーツライド コンセプト」はゴードン・マーレーデザイン社が提唱する、「iStream」コンセプトに基づいて設計されているというだけあり、F1由来の軽量・高剛性・高強度を兼ね備えている。全長3,900×全幅1720×全高1170mmにして、車重は僅か750kg。まさにF1由来は伊達ではないのだ。
モーターサイクルのようなエキサイティングな走りをクルマで
「モーターサイクルのようなエキサイティングな走りをクルマで」というコンセプトの元、開発を進められている「スポーツライド コンセプト」。搭載されるパワートレーンはまだ研究・開発中とのことだが、かつて名車と名高い「トヨタ2000GT」の開発にも関わっていたという実績があるヤマハだけに、期待感が高まるというものだ。
市販化の目標とされている2020年には公道を走るヤマハの4輪の姿が当たり前になっているかもしれない。スポーツカーファン、オートバイファンの両面から期待が高まる。
参考 – ヤマハ発動機