現在開催中のフランクフルト・モーターショー。フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)はモーターサイクルスポーツの最高峰である「MotoGP」のヤマハワークス・チームとコラボし、同社のコンパクトカー「フィアット500」の高性能版である「アバルト595」に独自のチューニングを施した「アバルト595 ヤマハ・ファクトリー・レーシング・エディション」を公開しました。
アバルトとヤマハは、「ザ・ドクター」ことヴァレンティーノ・ロッシ選手が所属する「チーム・モビスター・ヤマハ」で技術協力をしています。1.4L直列4気筒ターボをチューニングし(BMC製フィルター、レコードモンツァ製エグゾースト)、最高出力は160馬力となっております。
足回りは、KONI製ダンパー、アイバッハ製スプリング、17インチのマットブラックアルミホイールとフラットボトムステアリングホイールをチョイス。これによりオートバイのように路面の感触がよりダイレクトにドライバーに伝わり、アグレッシブなドライビングが楽しめるようになっております。
なおインテリアは、レザーシート、アルミペダルが採用されています。
まだこのクルマがどの様な販売形態を取るのかは不明ですが、もし手に入れられるのなら普段の足にアバルト、週末はヤマハの最新スーパースポーツ「YZF-R1M」で…、いや土日もアバルトで走りたいですね。
なぜなら筆者は残念ながら2輪の免許を持っていないのです…。
Writer:
クリハラジュン