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快適なバイク旅の裏技は、たまにホテルという選択【for Rideコラム】

快適なバイク旅の裏技は、たまにホテルという選択【for Rideコラム】

バイク旅を続けていると、どうしても疲れは溜まって行く。

もうだいぶ前の事だ。なんとなくキャンプではなくホテルに泊まる旅を見下していた若かりしころ。

 

やむをえずホテル泊

その日は佐賀のキャンプ場を出て、大分から愛媛にフェリーで渡る予定だった。だがキャンプ場は朝から大雨で、大分まで向かうたいした距離でもない間に激しい雨に打たれ、フェリー乗り場ではなく大分の街中に向かい、はじめてホテルに泊まった。

なんとなくビジネスホテルの印象としては、清潔とは言えないような狭い部屋で一泊1万円ほど。そんな考えで、ともかく濡れた身体を温めることと、濡れた服を乾かし、完全に水没したブーツも出来る限り乾かす。そのための1万円だと諦め気分で向かった。

 

良い方に期待が外れる

ところがだ。見た目は高級ホテルのような新しい外観のチェーンホテルに行ってみると、日曜日ということもあり、無料で会員登録をすると朝食付きで3,000円台という安さに驚いた。

ロビーに入って値段などを聞いていると、床は水溜りになるほどレインウエアから雨水を滴らせてしまった。それでもスタッフの方は嫌な顔ひとつせずに、バイクは入口屋根の下に置いても大丈夫と非常に親切な対応。

部屋は決して広くはないが清潔で、ベッドも豪華で部屋のドライヤーを使いブーツを乾かすこともできる。

せっかくだからと、その日は街中の居酒屋に行ってみると、名前が出来たばかりのころの関サバを堪能でき、しかも安価という、実に気持ちの良い安息の夜を満喫できた。

これにより、ホテルに対する印象が180度変わったのは言うまでもない。

 

それからというもの、長旅に出た際は、洗濯物が溜まるとホテルというパターンになった。それ以外にもご当地で旨いものを食べたいときになどは、あえてホテルに泊まることもある。温泉を備えたホテルもあり、朝食バイキングがついて5,000円ほどと、やはり安価なのだ。

最近では至れり尽くせりのオートキャンプ場に知らずにはいると、バイク一台でとんでもない高額の場合もある。たまのキャンプでならオートキャンプ場も楽しいが、旅の途中ならその値段でならホテルのほうがお得のように思う。

 

疲れを癒し、溜まってしまい荷物の中で異臭を放つ洗濯物を綺麗にし、街で美味い酒とつまみを満喫して、また大自然に帰って行く。旅の途中のそんな日があるからこそ、快適な旅が続けられるのだろう。

 

おすすめホテルは「東急イン」、「スーパーホテル」、「ルートインホテルズ」あたりがおすすめです。高級ホテル・旅館の予約なら【一休.com】もよいかもしれません。

 

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