バイカーファッションの難しいところは、「いかにバイクに乗っている時にかっこよく見えるか」と「いかにバイクから降りた時にもかっこよく見えるか」を両立させなければいけない部分にあると思います。
かつ年齢に適したいい塩梅のアイテムとなると、そうそう見つかるものではありません。今回はそんな悩みを打ち砕いてくれるアウターシェルを皆さまにお届けいたします。
FILSON 3-LAYER FIELD JACKET
こちらはフィルソンのトリプルレイヤー・フィールドジャケット、アメリカのハンターたちのために設計された悪天候バスターなアウターシェルです。まったく風を通さない丈の長い襟と、グローブを付けていても操作しやすいジッパーがバイカーに優しいですね。
使い方はこんな感じ。タンカラーのパンツやジーンズにハイカットのブーツを合わせて、ヘルメットを外したとき用にハンチング帽で髪の毛をカバーする…… 完璧ですね。
とにかくデザインがイイ!
このジャケット、とにかく汎用性バリ高なデザインなんです。変にロゴが入ってることはなく、シルエットも男らしくて、落ち着いたブラウンカラーはパンツの色を選びません。
雨が降っても持ち前の防水性と頭部をすっぽりと覆うフードで完全ガード!傘がいらないので荷物がかさばりません。ジッパーはYKK製アクアガードという、名前からも察せる通り防水性のものを採用しています。
着心地&機能性もバッチリ
先述の通り、このジャケットはアメリカでハンティングにいそしむ人たちに向けて作られたものです。雪や雨の中、長時間じっと動かずに獲物を待つハンターのためを考えているのが、使われている素材からひしひしと伝わってきます。
形状安定性とストレッチ機能に加え吸水速乾性にも優れたトリコット編みのポリエステル、保温性を考慮した7.5オンズのナイロン層、そして一番外側には防水・防風のためにラミネートされたナイロンシェルを採用しました。
また、標高の高い場所まで登ることも考慮して、軽量化だけでなくコンパクトに梱包できるように設計されています。長時間上着を着続けるツーリングの時でもストレスフリーでいられそうです。
痒い所に手が届く設計
さて、ここからが本題。このジャケットの秘密ポケットです。背面のジッパーを開けると小規模ながらも収納スペースがあるんです!後ろ手に開けやすいようにジッパー紐もついていて抜かりないですね。
そのほかにも胸部に2つポケットがあり、財布や免許証をスッと出せるようになっています。下のフラップ付きポケットはスナップボタンなのでグローブをはめていても開閉しやすいです。内側にもセキュリティーポケットがあり、鍵や携帯、ハダカのお金を入れておくにはぴったりです。
袖口はベルクロで絞りを調節できるようになっているため、走行中の向かい風が入ってくることもないでしょう。
フードの外中央部には登山用のホイッスルや何かしらのストラップを通せるようにリングがついています。ここまで配慮が回るとは…… 見上げたユーザーファースト精神です。
価格と購入方法は?
今回ご紹介したトリプルレイヤー・フィールドジャケットはフィルソンのECサイトにて350USドル=37,800円でお買い求めできます。
日本へのシッピングは50USドル別途かかるので、せっかくなら何か追加で買ってしまうのもアリかと。例えばBell製MX-9ヘルメット(フィルソン仕様)とか。こちらは265USドル=28,600円。ジャケットと一緒に購入して日本に輸送してもらおうとすると、合計でおおよそ72,000円ほどになります。
少し高いお買い物ですが、価格以上の機能性とリッチなイケおじ感を演出できるようになることを考えると、イイ買い物でしょう!