100年近い伝統を誇るイタリアの世界最高峰ファッションブランド「PRADA」。
そんなプラダが「家宝」と呼ぶほど大切にしてきたバッグ、それが「THE PRADA GALLERIA BAG(ガレリアバッグ)」です。
The Postman Dreams
プラダ1号店がミラノにできた際に、アイコン的な存在として売り出したのが、そのガレリアバッグ。
カタチを変えることなく時代を超越して大切に守られてきたこのバッグの魅力を伝えるため、プラダが打ち出したプロモーションが「The Postman Dreams」です。全部で5本のショートムービーからなるこちらのプロモーションで、4本目にプラダが特注した非常に美しいスペシャルバイクが登場するので今回紹介させていただきます。
カフェレーサースタイルが美しいプラダのスペシャルバイクに跨る一人の女性。バイクを停めて向かった先にあるのは、たくさんの真っ赤なガレリアバッグがなる不思議な樹木。
女性は落ちている石を拾い、リンゴのように赤いバッグに向かって投げると、見事にヒット。
そのバッグを背負い、バイクの元へと戻ると、一人のポストマンが通り過ぎます。
通り過ぎるのをじっと待って、再び彼女はへ走り出す。真っ赤なガレリアバッグを背負って。
このアートにも等しい”プラダ”というブランドを表現した独特の空気感は、画像で解説するよりも映像を観ていただいた方がいいので、早速ご覧ください。
いかがだったでしょうか。
ガレリアバッグのプロモーションですが、モーターフリークとしては、やはりバイクに目がいってしまいますね。
このバイクの美しさのキモになっているのは、TriumphスラクストンとNortonマンクスを足して二で割ったようなタンクのデザインです。また、ベース車両は1971年式のTriumphデイトナ500。
なぜこの年式をチョイスしたのかは謎ですが、その”あえて”感も相まってよりファッショナブルに見えます。
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