1978年にカリフォルニアの海岸でサーファーの手によって設立されたUGG。近年では、ストリート&スポーツ色を押し出したコレクションを展開しています。中でも注目したいのが、2020年1月から毎月異なるテーマでスニーカーを発表しているコレクション「12×12 」。10月は、カラフルでサイケデリックな独特の世界観で知られる美術家の横尾忠則氏の作品をインスパイアしています。
足元を彩る衝撃のデザイン
UGGと横尾氏のコラボレーションによる「CA805 × Yokoo」は、氏の代表作「Self-Portrait」と「Wonderland II」のパターンやモチーフをアッパーにプリント。スニーカーというキャンバスに独特の世界観を描き出しています。
「Self-Portrait」モチーフは、ビビッドな暖色系をメインに差し色の淡いブルーやグリーンを組み合わせユニークなビジュアルに仕上げています。隙間から覗く男性の顔がなんとも不思議。
一方、「Wonderland II」モチーフは3モデル展開。パターンやカラーリングの組み合わせを変えることで、まったく違った印象のスニーカーとして仕上がっています。
いずれもいつも履いていたら顔よりも足で覚えられてしまいそうなくらい個性的です。強い躍動を感じる色使いはトーンの落ち着きがちな秋のファッションを華やかにしてくれることでしょう。
かなり”カブい”アパレルもラインアップ
さらにアパレルコレクションも3タイプ展開。Tシャツとショートパンツ、パーカーはいずれもユニセックス仕様です。同デザインを落とし込んでいるだけあって、1点だけ取り入れてもかなり”カブく”キマりそう。Wonderland Ⅱのパターンが浮世絵風なイメージを醸し出していますし。
横尾氏の作品に負けないくらい、アイテムの製法にもこだわりアリ。太いコットンブレンドで織られており、クラフトマンシップの息づいた仕上がりとなっています。
アート好きはもちろんのこと、一味違ったスタイルを追求するファッション好きは注目せずにはいられない今回のカプセルコレクション。10月9日より、国内のUGG@mos(アグ アトモス)、atmos、一部店舗除くatmos pink各店、オンラインショップ および、UGG銀座店、UGG公式サイトにて販売されます。
なおUGG@mosでは、10月9日~30日までの期間、今回のデザイン原画を展示するとのこと。横尾氏の世界観を堪能しながら試着を楽しめる機会ですし、これは行くしかない!
UGG×横尾忠則コレクション