ルイヴィトンのデザイナーがベンツGクラスを使ってアート作品を!? 前代未聞のコラボが9月に登場

ファッションフリークもカーマニアも目が離せないコラボレーションが実現しました。”ラグジュアリー”というモノの見方を新たに描き出すべく、世界的な自動車メーカー「メルセデスベンツ」とストリートファッションの気鋭クリエイター「ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)」が手を組み、ベンツを代表する高級オフローダー「Gクラス」をモチーフにしたアート作品の製作を進めているのです。ファッション&アート、そして自動車という領域の枠を越えた作品はどのようなものとなるのでしょうか。

 

SNSでもファッション業界でも強い影響力をもつヴァージル・アブロー

Virgil Abloh. Portrait by Bafic © Mercedes-Benz AG – Global Communications Mercedes-Benz Cars & Vans

ファッション業界において多大なる影響力を持つヴァージル・アブローについてまずおさらいしておきましょう。彼の名を最初に広く世界へ知らしめたのは、紛れもなく、2012年に立ち上げたビデオプロジェクトの「パイレックスビジョン」。この作品で登場するグラフィックデザインの施されたスウェットやTシャツがパリで知られたセレクトショップのコレットで販売されて大ヒット。

 

その後の2014年に、彼はイタリア・ミラノでファッションブランド「オフホワイト」を立ち上げました。「ラグジュアリーストリート」という新たなカテゴリーを築いたハイエンドブランドとして今や世界中で絶大な人気を誇っています。あらゆる地域の有名セレクトショップで販売されているプロダクトはシーズンインとともにすぐ売り切れてしまうほどです。

 

非凡なストイックさも彼の魅力。2019年のスプリングサマーからルイ・ヴィトンのメンズアーティスティックディレクターに就任し、オフホワイトのデザイナーも継続しています。ただでさえ仕事量の多いデザイナー業とディレクター業を異なる2つのブランドで務めることは、強靭なメンタルやクリエイティビティへの執念があってこそ為せる技。天賦の才を持つデザイナーなのです。

 

高級感と重厚感際立つGクラス

© Mercedes-Benz AG – Global Communications Mercedes-Benz Cars & Vans

そんな彼が今回モチーフにするのが、ベンツの誇るクロスカントリービークル「Gクラス」。1200万円超という車体価格に見合う、高級感と重厚感の集合体のようなクルマです。それこそ街中で見掛けたら、その存在感に気後れしてしまって自然と道を譲りたくなりそうなほど。

実際、その作り込みは骨格からして街乗り向きのSUVとは一線を画しています。本格オフローダーの証ともいえるはしご状(ラダー)のフレームを採用しており、悪路をものともしないほどの堅牢性が確保されています。ゆるやかに路面のショックを吸収してくれるサスペンションのおかげで乗り心地もバツグン。未舗装路を走る機会のない人でも思わず憧れてしまう1台です。

 

新たなラグジュアリーがどのような形態で生まれるか

© Mercedes-Benz AG – Global Communications Mercedes-Benz Cars & Vans

オフホワイトのプロダクトが醸し出すとストリート感と気品、そしてGクラスが持つマシンとしての重厚感や信頼感にメルセデス独特のラグジュアリーな存在感。これを余すことなく折衷させていくであろうことは想像に難くありません。

例えばそのアート作品が絵画だとしたら、写し出されているGクラスがもっとハイエンドに寄せたものになるのか、それとも原点回帰としてパイレックスビジョンに見るような「ザ・ストリート」といわんばかりに今までにないストリート仕様のGクラスが誕生するのか。そもそもまったくクルマとファッションという形態にこだわらない「新たなラグジュアリー」を私たちに見せてくれるかもしれません。

 

それぞれの業界を牽引するプロフェッショナルがコラボするとどういう化学反応が発生するのか、今から目が離せません。作品は9月8日にデジタル配信による発表が計画されています。

メルセデスベンツ

公式サイト

ジョン スミス

ジョン スミス

XLR 250 BAJAで腕磨いてます。デミオでラリーに参戦中、目指せフル参戦。好きなバイクメーカーはイタリアのMV AGUSTA。