最近何かとEVブームなこのご時世、この間紹介しましたイケメンすぎるEVカフェレーサーと並ぶ逸品が、ミラノモーターサイクルショー2018(EICMA)にて脚光を浴びていたのでこちらもご紹介いたします。
新たな刺客「Arc VECTOR」
Arc社がEICMAにて「HMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)の極地、これからのゲームを変える切り札だ」と自信満々にお披露目した「Arc VECTOR」です。
シャープなエイリアンデザイン は非常に攻撃的な印象を受けますね、縦に並んだ2灯のヘッドライトは非常にセクシー です。
かっこいいだけじゃない、次世代のEVバイク
Arc社によると、このバイクはスマートヘルメットとハプティック(皮膚感覚)ボディアーマーを連携させることで、完成させたライディングをライダーに提供してくれるそうです。
「スマートヘルメットはHUDとしてナビシステムやドライブサポートをし、ボディアーマーが自分の周囲、特に死角などからの車の接近を振動で知らせてくれる」というシステムを構築した、とのことです。
賢いだけでなく、そのスペックも目を見張るものがあります。ゼロヒャクは2.7秒を記録、最大速度は電子的に制御されていますが、それでも240㎞/hまで出せるそうです。スタミナも十分で、一回の充電で270㎞もの距離を走る非常に優秀なEVバイクに仕上がっています。
気になる価格は…?
これだけのスペックを誇るVECTOR、その素晴らしいライディングを体験するにはもちろん相応の対価が必要なようです。
メーカー小売り希望価格はなんと117,000USドル≒1330万円!……1,300万円といったらLEXUS LC500 やポルシェ パナメーラ エグゼクティブ などが買えてしまうお値段です。
まさにエクストリームハイエンドモデル、しかし確かにその風格はあると筆者は思いました。今後もクールでクレイジーなニュースを集めてくるので、みなさまStay tuned!