塗るだけでヘッドライトが明るくなるヤバい液体「ウレタンクリアスプレー」

時間が経つにつれ、気になるヘッドランプの黄ばみ。これを新品並みの透明感を取り戻し、強い対候性を得るにはウレタンクリアスプレーで塗装すること。ここではウレタンクリアスプレー塗装のやり方をご紹介します。

 

黄ばんだヘッドライトもウレタンクリアスプレーで新車の輝き

ヘッドライトの黄ばみや曇ったような汚れは、そのクルマが古そうに見えてしまいます。しかし、それだけでなくヘッドランプの光量に支障が出て、ライト点灯時に十分な明るさを得ることができず、車検に通らなくなることもあります。

 

ヘッドランプが新車時のような透明感を取り戻す事は見た目だけでなく、夜間走行の安全性の向上にも影響するということ。

そこで、透明で光沢のある新車時のようなヘッドランプを取り戻すためには、ヘッドランプを研磨しウレタンクリアスプレーで塗装する必要があります。

 

ウレタンクリアスプレーとは

ウレタンクリアスプレーとは、液性ウレタン塗装を行うためのスプレー缶です。

ウレタンクリアとは、表面に光沢感とキズに強い塗膜を作り出すため、クリア塗装後にキズの保護する役割もあります。そのため、ヘッドランプにウレタンクリア塗装をすることは、ヘッドランプに光沢を出させ、透明感を長持ちさせることを可能とします。

 

ウレタンクリアスプレーを使ったヘッドライトクリア塗装

ヘッドランプの黄ばみは紫外線による劣化が原因とされます。そのため、ウレタンクリアスプレーを吹きかける前にはまず黄ばみや曇りのような汚れを取り除き、塗装するための下地をする必要があります。

準備するものは、ウレタンクリアスプレー以外に、#800/#1000/#1500/#2000のサンドペーパー、コンパウンド、脱脂剤、綺麗な布、ウエス、養生するマスキングテープとマスカーです。

 

耐水サンドペーパーで磨く

リンレイ水アカスポットクリーナー

耐水サンドペーパー

まず、ボディにサンドペーパーが触れたり、溶液がつかないようにヘッドランプの周りのをマスキングテープで囲います

黄ばみを落とすために、「リンレイ水アカスポットクリーナー」をヘッドライプに吹きかけ時間が経つと、黄ばみがある程度取り除けれます。

 

しかし、完全には黄ばみや汚れが取れていないため、耐水サンドペーパーでヘッドランプ部分を磨いて研磨していきます。水を付けながら、耐水サンドペーパーの800番、1000番、1500番、2000番の順で磨くと表面の黄ばみや汚れが取り除いていきます。

 

コンパウンドで磨く

ソフト99(SOFT99)コンパウンド

耐水サンドペーパーの磨きが終われば、コンパウンドを「細目」「中目」「極細」の順で磨いていきます

コンパウンドは上画像のように細かさが3つに分かれているもののほか、1種類だけのものもあります。3つに分かれているものは3回にわけて施工しないといけませんが、そのほうがより綺麗な仕上がりになります。

コンパウンドは綺麗な布を使って磨きますが、ポリッシャーがある方はより簡単にできます。

 

マスキング&養生をする

ボディにウレタンクリアスプレーが付かないように、ヘッドランプの周りをマスキングテープとマスカーを使って養生します。スプレーは想像以上に広範囲で吹き付けるため、養生部分は十分広くとりましょう。

 

脱脂

ウレタンクリアスプレーの載りをよくするために、ヘッドランプの水分や油分、ほこりを取り除くための脱脂を行います。

脱脂は市販の脱脂剤を使うか、中性洗剤を数滴たらして綺麗な布でヘッドライトを磨き上げることでも可能です。このとき、水分や脱脂剤、中性洗剤が残らないように十分拭き取ってください。

 

ウレタンクリアスプレーで塗装

ウレタンスクリアプレーは、使用する前に温めておくと内部の圧力があがり、細かい粒子で吹き付けることができます。温め方は、お湯の入ったバケツにスプレーのタンク部分だけを数分つけておけば十分温まります。

スプレーの吹き付け方は、ヘッドライトから10cmほど離して、ダマにならないように吹き付けます。塗装は、スプレーを吹いて乾かし再度吹き付ける行程を3回繰り返せば十分厚く塗装できています。

 

【仕上げ】再び研磨

塗装が乾けば、これで一様完成になりますが、塗装部分に厚いところと薄いところの差がどうしても生じるため、さらに綺麗に仕上げるためにはサンドペーパーの1500番または2000番で水を吹きかけながら磨き上げると、表面の凹凸が亡くなり、さらに綺麗に仕上がります。

しかし、やりすぎてウレタンクリア塗装を完全に磨き取ってしまわないように注意してください。

 

まとめ

ウレタンクリアのヘッドライト塗装は、初心者でもできる作業です。ペーパーやコンパウンドで磨く少し面倒な作業もありますが、ヘッドライトが新品並の透明感と輝きを取り戻せるだけでなく、ウレタン塗装は3~5年は保つので効果は絶大!普段のメンテナンスや洗車をした時よりも新しく思えてきます。

ヘッドランプの黄ばみが気になる方は是非試してみてください。

池田勇生

池田勇生

バイク・クルマ・モータースポーツをさまざまな視点で執筆活動をしているフリーライター。特に80~90年代の旧車や2ストロークバイクが得意です。