日頃からメンテナンスぐせがあるバイカーでも、ついつい忘れてしまいがちなのがタイヤの空気圧チェックです。最近のタイヤは高性能ということもあり、あまり攻めた走りをせず、街乗りしているくらいなら「あれなんか最近ハンドルが重いな……」なんて具体的な症状がでるまで空気が減っていることに気づかないこともしばしば。そのまま放置しておくとバーストにつながることもありキケンです。かといってガソリンスタンドへ行くたびに見たり、タイヤゲージを買ってまで頻繁に確認するなんていうのもなんだか面倒に感じませんか?
そんなバイカーのお悩みをひと目で解決できるガジェットがMakuakeに登場しています。
スマホで空気圧を見える化
FOBOBIKE2はバルブに取り付ける空気圧センサー。固定用のナットの締め付けにレンチが必要なくらいで、配線もいらず、ただ純正のキャップと付け替えるだけという手軽さが魅力です。普段工具を握らない人でも、ものの3分あれば十分取り付け完了できます。
たったこれだけで、Blootoothを介してスマートフォンでタイヤの空気圧や温度の変化を秒単位でモニタリングできるんです。適正空気圧も設定できるので、一眼で状態がまるわかり。万一、空気圧が基準設定値を越えたり、下回ったりした3段階ある警報で知らせてくれるのも便利です。モニターを見ていなくてもOKというわけ。スマートフォンだけでなくアップルウォッチにも対応しているので、こちらと連携させればアラートと振動で異常を知らせてくれます。手元で空気圧の変化がわかるので、さらにスマートかも。
もちろん、バイクだけでなく自転車、トライクやサイドカー、一輪車といったほとんどのタイヤをもつ乗り物にFOBOBIKE2は使用できます。基本的にはバルブキャップサイズが同じであることを前提としていますが、万一適合しない場合も見越して、エアバルブアタッチメントも付属しているので「買ってみたけど合わなかった」なんて目に合わずに済みそうです。
厳しい環境でも安定して動作
ちなみにFOBOBIKE2本体はアナログな機構なわけでもなければ、謎のパワーで動いているわけでもなく、CR1632というコイン電池で動作しています。そうなると電池切れが気がかりですが、約1年は保つというので、あまり心配しなくてよさそうです。
さらに防塵防水性も折り紙付き。IP57という厳しい規格をクリアしているので洗車時はもちろん、大雨にさらされるような状況でも浸水の心配はありません。耐用温度も−40℃から85℃までとかなりのもの。夏の暑い日であろうと、冬場の極寒であろうと問題なく動作してくれることでしょう。
搭載が進んでいるTPMS
実はこうしたタイヤ空気圧監視システムはTPMSと呼ばれていて、欧米をはじめ、韓国といったASEAN地域でもここ10年くらいで搭載が義務化されるようになりました。日本でも輸入モデルのクルマでは標準装備になっているものがほとんどで、バイクでも一部のモデルに採用されていたり、純正オプションとして用意されているものもあるほどです。
それでも大半はバイクのメーターに表示される形なので、遠隔で確認できてあらゆる車種に利用できるFOBOBIKE2の利便性はピカイチです。なによりほぼリアルタイムで空気圧の異常を検知できるので、走行中のパンクはいわずもがな、バイクを駐車している間にいたずらをされたらすぐ気付けるというのも防犯に役立ちそうです。
Makuakeでは、2020年9月3日現在の時点で1万2,320円のキャンペーン価格となっています。ズボラバイカーならずとも、マストなアイテムとなりそうです。