今ガチで実装・運用されてるAIロボットまとめ!近未来は既に始まってる!?

人とロボットが共存する世界。ともすれば人型のそれを思い浮かべてしまいがちなだけに、漠然とまだまだ当分先のことと感じてしまいがちですが、実のところすでに実用化されて活躍している場は多いのです。

 

「ロボット」とは人間の代わりに労働を担うもの

本論に入る前に、ロボットとはなにか振り返っておきましょう。辞書によれば、下記のように定義されています。

 

チェコスロバキアの作家チャペックが戯曲「人造人間(R・U・R )」中で用いた造語

①人造人間。人間に類似した動きや形態をもち、複雑な動作や作業をコンピューター操作により自動的に行う装置。 「産業用-」

②他人の指示のままに動く人。傀儡(かいらい)。 三省堂「大辞林 第三版」より引用

 

産業用ロボットのように一定のプログラムに従って黙々と同じ作業をこなすものは古くからありますし、身近なところでは表計算ソフトのマクロもロボットの一種として、それらを高度に組み合わせたものがRPA「ロボティック・プロセス・オートメーション」と呼ばれていたりしますね。

 

近年ではそれらのあらかじめ定められたプログラム(命令)に加えて、例外的な事態にも自律的に対応できるAIの進化。人の介助が不要になったことで、活躍の場を拡げています。

 

実例その1:グランピング施設での食材配送

最初にご紹介するのはグランピング施設「グラマラスダイニング蓼科」での活躍。期間限定の実証実験ながら楽天株式会社の自動走行ロボット(UGV)が用いられています。

 

サービスの内容としては、グランピング施設内のキャンパーに、アウトドアグリルレストランからバーベキュー用食材を各テントヴィラまでロボットが自動配送するというもの。これまでは施設のスタッフが注文ごとに各テントヴィラに赴いていたのを代行する形です。トコトコ走ってくるUGVの姿がまた愛らしい。

注文自体も各テントヴィラに備え付けのスマートフォン端末に内蔵されている専用アプリを操作するだけでOKとかなりイージー。新幹線が走ってくる某回転寿司のように、子供にせがまれて余分な注文をしてしまうこともありそうですね。

 

実例その2:JR山手線新駅での消毒作業

提供:株式会社ZMP

49年ぶりということで話題を集めたJR山手線の新駅、高輪ゲートウェイ駅にもロボットが出現します。2020年8月から株式会社ZMPの自律走行ロボット「パトロ」による自動消毒作業の有効性検証が行われる予定です。

 

パトロは、ビルや敷地内の巡回警備を無人化することを目的とした警備ロボットで、昨今の新型コロナウイルスの流行による消毒ニーズに応えるため、自動制御による消毒液散布機能が付加されています。

 

提供:株式会社ZMP

複数のカメラやレーザーセンサーで周囲の通行人や障害物を検出し、人間の歩行と同等の速さで走行しながら障害となるものを回避したり停止するほか、目を主とした豊かな表情と多彩な音声で人とのコミュニケーションをとることもできます。

夜間の営業時間外のみ稼働予定ということもあり、あまり目にする機会がなさそうなのがちょっと残念ではありますが、こうしたコミカルなロボットであればうまく生活に溶け込んでくれそうですね。

 

実例その3:マン・マシン共生実験を目したトヨタの計画都市

日本を代表するモビリティ企業、トヨタ自動車からはさらに一歩先を見据えた取り組みが。

2020年末に操業停止する静岡工場の広大な跡地に、自動運転技術をはじめとした「屋内外でのロボット利用環境に特化させた都市」を丸ごと建設し、実際に人々が生活しながらCASE(※)ならびにAIやロボット等の技術を相互に組み合わせて、その有用性を検証するといった壮大なプランをスタートさせています。

※CASE:(コネクテッド・自動運転・シェアリング・電動化の頭文字)

 

トヨタの次世代自動車「e-Palette」は、自動運転での人の輸送やモノの配送に加えて移動店舗として使用することもでき、街のさまざまな場所で活躍するとされています。

現在のところ入居できるのは協力企業の関係者のようですが、一般の募集もあるのかとても気になるところです。未来都市をこの目にするチャンスがもうすぐ!?

 

人とロボットの共存する世界

AIのさらなる進化は間違いなく、経験と学習からあらかじめ教えられたこと(プログラム)以外の新たな”答え”と”行動”を導き出し、まるで人間のような柔軟性を持っていくことでしょう

二足歩行の人型ロボットも単純な機能性では良しとされないながらも、「ロマン」を見出した技術者も数多く、そのうち実用化して身近なものになるかもしれません。

 

ロボットが身の周りの世話や手助けをしてくれる・・・・・・といった生活の実現にワクワクしてくる反面、SF映画「ターミネーター」のように、より平穏で完全な世の中のために「人間は不要」と判断される日がくるかもなんて、危惧してしまうのは筆者だけでしょうか。

「事実は小説より奇なり」ともいいますし、きっと想像もしないようなびっくりする未来が待ち受けていると信じたいところです。意外とロボットのほうが民主的な政治を行ってくれるかもしれませんしね。

もりぐらし

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Kenn

Kenn

モノと生き物の境目が曖昧なちょっとイタい人。 バイク・クルマに限らず、作り手の情熱・魂の込もったモノに惹かれます。 DOS時代から名乗っているハンドルなので、某声優のほうが後発デスヨ