今回は鉄板に空いてしまった穴をふさぐ方法の一例を1分でご紹介いたします。DIYネタが好きな方は是非!
クランケとして使うのはDAXのプレスフレームで、約20mm程度の穴を出来るだけ簡単に修正してみます。
まずは穴の内外に出ているバリを取り除く。穴の周辺もベルトサンダーなどで削ります。
鈑金ハンマーなどを使って平らにするのもお忘れなく。これで準備ができました。
穴よりも少し大きいサイズで鉄板を切り出しておく。強度が必要なところではないので、厚みはそんなにいらないですね。
超強力ボンドを用意。デブコン製の「ミニッツエポキシジェル」なら隙間の充填や凹凸のある面でも、平らな面と同様に接着できます。
ジェル状の2液性で約6㎜までの隙間充填ができるのが特徴。常温でもすぐに硬化するので作業は手早くやりましょう!
専用のガンにセットしてトリガーを引くと、ミックスされた主剤と硬化剤が先端から出てきますよ。
鉄板を貼り付ける。常温約7分で強度を発揮し、1時間で実用強度に達します。
硬化したら防錆鋼鈑用ポリエステルパテを盛る。
パテが硬化したら研いでいきます。
これで穴は塞がりました。まだピンホールが残っているので、もう一度パテを付けて仕上げればペイントすることができます。
今回は人為的に穴が開けられていたのを修正しましたが、古い車両は錆によって穴が開いてしまうこともある。レストアするときのご参考になれば幸いです。
協力 – ファニーズカスタムサービス
Writer:
NANDY小菅