以前、当サイトで紙製なのに精密に動く「V6エンジン」や「V8エンジン」について紹介させていただいたが、それら紙製エンジン職人さんの新作「ロータリーエンジン」の動画が公開されたので紹介したい。
「ロータリーエンジン」を簡単に説明すると…
「ロータリーエンジン」…「ヴァンケルエンジン」とも言うらしいが、日本では総称して「ロータリーエンジン」と呼ぶ。ドイツで開発に成功し、1970年代以降はマツダでのみ生産が続けられた特殊なエンジンである。マツダ「RX-8」に積まれていたモノが最後となり、現在の市販車に「ロータリーエンジン」を積んでいるクルマは今をもってない。悲運のエンジンとでも言えばいいのだろうか?
全てが実働する驚愕の紙製ロータリーエンジン
部品をはめ込んでくと、見事、紙製の「ロータリーエンジン」が完成。もちろん、単なるペーパークラフトというわけではない。当然、全てが実働する驚愕の紙製エンジンなのだ。しかし、「ロータリーエンジン」は三角形のローターが、独特の回転を必要とするが、果たしてちゃんと動くのか…?それでは驚愕の紙製「ロータリーエンジン」の動画をご覧頂こう。
いかがだったろうか。「ロータリーエンジン」のローター部が起こす、独特の回転をものの見事に再現できていたことがおわかりいただけただろうか?
数あるエンジンの中でも、ロマンあふれる「ロータリーエンジン」を再現してくれたことに拍手を送りたい。今後も、当サイトでは紙製エンジン職人さんの動向を追っていきたいと思う。
なお、ペーパークラフトキットが発売されたら、筆者は迷わず購入するだろう!
参考 – Youtube : Rotary working paper engine model
Writer:
K.Y