夏場の気温が50度を超えるインドから、フルフェイスヘルメット用のエアコンが登場しました!
開発元は世界のトップ企業が集まるバンガロールに拠点を構える「BluArmor社」によるもの。今回は、この高機能&ハイセンスなバイカーズギアをご紹介しましょう!
その名も「BlueSnap」
まずはヴィジュアルから。
発想はすごく良いのですが、見た目がとにかくアレ…。もう、ジークジオンですって。
これは流石に、お世辞にも格好良いとは言えませんね……もう少し、スタイル良くできなかったのでしょうか。このルックスですと、まぁ間違いなく日本では一部のガンダムファンにしか流行らないでしょう。とはいえ、機能面ではキラリ光るものがあります。筆者的には大気汚染が心配されている中国でヒットする予感がします。
ということで、お次は機能面を紹介いたします。
この部分がウォーターリザーバータンクを備えたファンです。正面から空気を吸い込むため、防塵仕様になっています。
また、トップカバーに見える突起がファンのスイッチとなっており、下側にある取手で簡単にウォーターリザーバーを調節することができます。
調整可能なストラップによって30秒で脱着が可能
ここは、ガンダム的にヴィジュアルを寄せるのであれば、「動力パイプで繋いでよ!」って感じですが、そこは使い勝手を優先したようです。
ゴーグル感覚で必要に応じて簡単に取り外せるポイントは嬉しい限りですが、ウォーターリザーバータンクを介しているので、それなりに重さがあるはず。
しかも、頭だけで支えるとなると快適どころか首が疲れてしまうのではないかという懸念がありますが……。
リチウムイオンバッテリー搭載で長時間使用が可能!
「BlueSnap」にはリチウムイオンバッテリーが搭載されており、連続使用時間はなんと10時間!これには驚きです。が、しかし、ウォーターリザーバーの容量は2時間程度。たったの2時間……片道で終了するレベルですね。
さらに極め付けは、フル充電にするまで6時間かかるということ。充電時間がかかるうえに、2時間しか涼めないのはいかがなものかと。まぁ、ファン自体は動作することを考えると、8時間は送風モードで使えるということですね。うーん、快適快適!って、大概のヘルメットにはベンチレーション付いてるんですがね。
「BlueSnap」の冷却効果はいかほどか?
肝心の冷却効果はと言うと、外気より6度〜15度ほど低くすることが可能とのこと! これはかなりクールでブリージーな感じなのではないでしょうか。見た目はかなりザクっているのですが、効果は絶大ですね。(2時間までですが……)
しかし、ヘルメットにエアコンを設けると言った、斬新なアイデアは評価に値しますね。もう少しディテールにこだわったり、薄く小さくしてヘルメットの内側から設置できれば、超大ヒット間違いなしでしょう。
そして気になるお値段は……1,948.00インドルピー(日本円で約3,200円)と、かなりリーズナブル。金額面は文句なしですね!これからの改良版に期待しましょう。
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