【レビュー】CHROMEの完全防水バックパックはバイク乗りにもおすすめ!

ツーリングに出かけたら、突然の雨・・・。天気予報では降らないって言ってたのに・・・。ライダーのみなさんもこのような経験はないでしょうか。

本記事では、アメリカに本社を置き、現在も多くのプロメッセンジャーにも愛用されるCHROME(クローム)のラインナップから、完全防水バックパックの「アーバンEXロールトップ28」をご紹介します。
特に下記のような方にはぴったりのアイテムです。

  • 絶対に荷物を濡らしたくない
  • タフなバックパックが欲しい
  • 機能性の高いバッグパックが欲しい
  • 日帰りツーリングでもあれこれ荷物を持っていきたい

是非最後までお付き合いください。

3種類に分類される防水性能


バッグをご紹介する前にクロームがカテゴライズする防水性能について。

クロームのバッグといえば防水、と思う方も多いと思いますが、実は「完全」防水を掲げるバッグは、アーバンEXトールトップとウェルデッド デイパック、フラッグシップモデルのBARRAGE(バラージ)しかありません。(2018年1月現在)


フラッグシップモデルのバラージ(左)とウェルデッド デイパック(中央)、今回ご紹介するアーバンEXロールトップ(右)。3つとも完全防水を誇る。


クロームでは使われている生地や製造方法によって防水性能を上図のように3種類に分けています。
「WEATHER PROOF」はすでに全天候対応型の防水性能をもっていることになりますが、特殊溶着技術を使ったWATER PROOFは更にその上をいく最高クラスの防水性能を持っていることになります。


よく見ると商品ページにも防水レベルの記載が。

ただ先に言っておくと、完全防水だから一番よいかというとそういうわけではありません。完全防水を実現するために構造的な制限も生まれるため、個々の使い方によって最適なバッグは異なります。クロームのバッグは種類が豊富ですのであらかじめ優先順位をつけておくと選ぶ際に迷わないと思います。
前置きが長くなりましたが、本題のアーバンEXロールトップを見ていきましょう。

 

完全防水の秘密は特殊素材と熱溶着、ロールトップにあり


アーバンEXロールトップは、「シンサティックラバー」と「600Dポリエステル」という二つの特殊素材が使われています。
どちらも耐水性に優れ強靭なことが特徴で、特にシンサティックラバーに関しては合成繊維最強と呼ばれるほどの素材です。耐老化性、耐オゾン性、耐候性、耐薬品性、耐磨耗性に優れ、かなりヘビーな使い方をしてもビクともしません。

 


また防水を語るうえで欠かせないのが、ナールウェルデット加工と呼ばれる熱溶着技術。これは高温の熱で素材同士を溶かし接着する方法で、ミシンを使うとできる縫い目がないため水が浸入しないというわけです。

 


どうしても縫製が必要な部分(ショルダーストラップなど)は、裏側から防水生地が貼り付けられ、水の浸入を許しません。まさに堅城鉄壁な作りといえます。

熱で接着するのは分かったけど耐久性は大丈夫なの?という心配は野暮。なんと耐加重の公証値は800ポンド(およそ360キロ)

人が背負える荷物の量で壊れることはまずないでしょう。

 


商品名にもついているロールトップ形状。シンプルな仕組みですが物理的に雨の進入をシャットアウトする合理的な方法です。

 

使い勝手、機能をチェック


ロールトップ形状のため、物の出し入れが楽で大きなカメラバッグも難なく飲み込んでくれます。クロームのラインアップには他にもロールトップ形状のバッグがありますが、開口部の大きさはアーバンEXロールトップはトップクラスです。

 


バッグに納めた道具たち。
(カメラバッグ、アウトドアチェア×2、コンパクトテーブル、クッカーセット、バーナー、カセットボンベ、マグカップ、タブレット、モバイルバッテリー、500mlペットボトル)
28Lモデルであれば、これだけ入れてもまだ余裕があります。荷物の量に増減があっても、ロール数によって調整ができる点もロールトップ形状のメリット。

 


また色々と荷物を入れて気が付くのが、シルエットが崩れていない点。大きさや形の異なるアイテムを一緒に入れてもきれいなシルエットを保ったままなのはうれしいところ。

 


バッグの表面に設けられた8つのループにはUロックやカラビナを固定することが可能です。

 


クロームのラインナップは男らしいデザインのバッグも多いですが、その中でもシンプル且つ中性的なスタイリングだと感じます。男性のみならず女性ユーザーからも支持されるのも納得。

 


アーバンEXロールトップで驚いたのがその軽さ。優れた耐久性と防水性を持ちながらこの軽さを実現しているのは結構すごいことです。

 


ショルダーパッドはカーブを描いた形状。腕の動きを妨げないためにこのような形をしています。

 


ハンドルを大きく切った際にも、邪魔をせず快適です。またチェストストラップがついているので激しい動きをしたときでもバッグがずれにくいという特徴もあります。

 


ショルダーパッドの内側には通気性を上げるメッシュ素材が使われています。適度な厚みがあり肩への負担が軽いのもイイところ。

 


高い強度が求められるショルダーハーネスの取り付け部分。かなりしっかりとした縫製が施されているのが見て取れます。

 


じつはクロームのバッグの縫製はミリタリースペックに準じた製法を採用していて、糸の長さ、太さ、種類など厳密に管理されているのです。

 


人間工学に基づき設計された背面パッドは、圧縮成型EVA素材をが使われています。

 


背中にしっかりと密着することでバッグの重心を体の中心に寄せることができ、疲れにくい印象。まさにバッグが体と一体なる感じです。

 


続いてバッグの中をご紹介。大き目のポケットがひとつと、小物を収納するのに便利なポケットが4つ。この大きいポケットはウレタンウォームが緩衝材として使われており、15インチのPCが収納可能です。
また小ぶりなポケットには発色の良いオレンジ色の生地が使われています。これは薄暗い中でもポケットの場所がすぐにわかるようにするため。細かな部分にまで工夫が凝らされていて、おもわずニヤリとしてしまいます。

 


ポケットの脇にはDカンがついたストラップも。

 

バージョンアップで追加された機能


アーバンEXロールトップ、実は昨年V2(バージョン2)にアップデートされています。
バッグ上部には小物をしまえるスペースが設けられました。

 


止水ファスナーが採用され、なおかつフラップがついているため、防水性は完璧。雨の際にウォレットや携帯をしまっておいてもすばやくアクセス可能です。

 


ショルダーストラップにリフレクター機能も追加。夜間使用時の安全性向上につながるうれしい機能。

 


以前のモデルから持ち手がついていましたが、バージョンアップにともないロール部分へ移動しました。バッグパックとして使うのはもちろん、ブリーフバッグのような使い方も可能です。

 


というわけで使い始めて10日ほど。非常に気に入ってしまったアーバンEXロールトップ。その軽さやディテールは特筆する部分なので是非お店で確認して欲しいところです。

 

最後に


お勧めしたい理由としてクロームのアフターフォローが充実している点も挙げておきます。公式サイトや店舗で購入したものに限られますが、万が一バッグが壊れてしまった場合でもお店で修理をしてくれるのです。

 


特にクロームの2号店である「CHROME TOKYO HUB」は商品の修理はもちろん、WEBストアにある商品全てを取り扱っています。今回ご紹介した以外にも様々な種類を在庫していますので、店員さんと用途などを相談しながら決めるのもよいと思います。
ひょっとしたら一生使えるバッグに出会えるかもしれません。

 

バッグ|CHROME(クローム)公式オンラインストア

 

 

BUN

BUN

自動車用エアバッグの試作室、デザイン会社勤務を経て、現在オートバイ関連企業で開発を担当。アウトドアとものづくりが大好きな30代。