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こんなバッグを待っていた!乗って移動できるキャリーバッグ「Modobag」

こんなバッグを待っていた!乗って移動できるキャリーバッグ「Modobag」

旅行と言えば欠かせないのがキャリーバッグ。特に飛行機に乗るような大がかりな旅行では必須アイテム。車輪や取っ手がついているので、荷物を満載している際はかなり重宝するアイテムですよね。しかし、空港内のロビーなどでは、かなりの距離を歩く羽目になるし、いかに重い荷物が楽に運べるとはいえ、疲れるのもまた事実です。

そこで今回紹介したいのが、誰もが一度は考えたであろう、乗れるキャリーバッグ「Modobag」です!

 

Modobag

こんなバッグを待っていた!乗って移動できるキャリーバッグ「Modobag」

「Modobag」は、まさに人が乗れるスーツケースとも言うべきもので、キャリーバッグにモーターを組み込み、人間が乗って移動できるようにしたパーソナルモビリティです。

手荷物として機内に持ち込み可能なサイズ、22×9×14インチ(約56×22×35cm)で、時速8マイル(時速約13km)の速度で走行できるようになっています。

 

乗りこなすにはテクより強靭なハートが必要

こんなバッグを待っていた!乗って移動できるキャリーバッグ「Modobag」

こんなバッグを待っていた!乗って移動できるキャリーバッグ「Modobag」

通常は普通のキャリーバッグのように取っ手を伸ばして引き、いざ動かす時には、スーツケースの片側からハンドルを出現させ、ハンドルを握って跨るようにして乗車します。

跨っている様は、なんとも罰ゲームのように見えますが、実際に使えたらとても便利なアイテムでしょう。

 

USBポートで充電も可

こんなバッグを待っていた!乗って移動できるキャリーバッグ「Modobag」

ポケットにはタブレットを収納できるだけでなく、ご覧の通りUSBポートがあり充電もできる仕様となっています。スマホとのダブル充電も可能なんて、非常に便利ですね。

 

1時間の充電で9.6キロの走行が可能

こんなバッグを待っていた!乗って移動できるキャリーバッグ「Modobag」

リチウムバッテリーを搭載し、1回の充電に必要な時間は1時間。フル充電すると最大で約9.6キロ走行可能となっています。

 

こんなバッグを待っていた!乗って移動できるキャリーバッグ「Modobag」

プロモーションの一環ですが、キャリーバッグレースをしています。やたら楽しそう!

 

こんなバッグを待っていた!乗って移動できるキャリーバッグ「Modobag」

フットレストやスロットル付きのハンドルがついており、小さいながらも“電動バイク”感覚で走行が楽しめるようになっています。

 

バッグ容量は約33リットル

こんなバッグを待っていた!乗って移動できるキャリーバッグ「Modobag」

そんな遊び心満点のキャリーバッグ「Modobag」ですが、何も問題が無いわけではありません。そう、勘の良い方はお気付きの通り、バッグ容量が約33リットルしかない点が最大の弱点です。一般的に3〜4泊するために必要なバッグ容量は、45~59リットルと言われています。つまり、「Modobag」はキャリーバッグとしてはかなり容量が少ないのです。1〜2泊ならば問題無いかもしれませんが、それ以上の連泊だと苦しそうですね。

 

ところで日本で使えるの?

 

こんなバッグを待っていた!乗って移動できるキャリーバッグ「Modobag」

「Modobag」に搭載されたリチウムバッテリーは、国連の基準をクリアしているそうですが、日本の各航空会社が要求している諸条件をクリアしているかは不明とのこと。残念ながら、すぐに使えるというワケではなさそうですね。よって、公道での使用も、もちろん難しいでしょう。

ちなみに「Modobag」は。クラウドファンディングサービスのIndiegogoで開発資金を募っています。製品化をはじめ、諸々の条件をクリアして製品化できたらなら、空港の光景が格段にエキサイティングになることでしょう。

それでは最後に動画もご覧下さい。

 

https://www.youtube.com/watch?v=ABV610n-Rxs

 

いかがだったでしょうか。乗れるキャリーバッグ「Modobag」。

旅行の帰りに、空港を歩くのは本当に堪えるので、恥ずかしいことを除けばとても便利に感じるのですが、やはり容量の小ささと、何より日本で使えるかどうかわからないというのがネックですよね。いきなりの投資は危険かもしれませんが、ぜひ製品化されてほしいものです。

 

参考 –Indiegogo、Youtube : Modobag: World’s First Motorized, Rideable Luggage!

Writer: 上中達也

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