以前にも、Vintage Electric社というシリコンバレーにある会社が作った電動アシスト自転車「Tracker」「Cruz」を紹介させていただきましたが、今回も同社の製作した高性能電動アシスト自転車「SCRAMBLER」について紹介しましょう。
SCRAMBLER
社名に”ビンテージ”を冠しているだけあり、Vintage Electric社の製品はビンテージな外観を持つプロダクツが多いですね。この「SCRAMBLER」は、名前の通りスクランブラーを意識しているようで、レーシーな外観が特徴です。
ハーレーのV型2気筒エンジンをイメージしたバッテリーケース
ハーレーのV型2気筒エンジンをイメージし、アメリカ国内で砂型鋳造にて作られたというバッテリーケースは、「Tracker」「Cruz」と共通のようです。2時間の充電で約56キロの走行が可能という性能も同じです。
レースモードに切り替えれば64kmで走行可
3,000ワットのモーターを搭載し、ストリートモードでは毎時20マイル(約32km)、レースモードに切り替えれば毎時40マイル(約64km)での走行も可能です。
シマノ製のディスクブレーキを採用
優秀なのはバッテリー系だけではありません。シマノのAlfine油圧式ディスクブレーキを採用し、高い制動力を誇ります。
オンでもオフでも走行可能
「SCRAMBLER」の名前は伊達ではありません。動画でもしっかりと山林をかなりアグレッシブに突っ走っている光景が映し出されています。オンでもオフでも走行可能でなければ、「SCRAMBLER」は名乗れませんよね。
それでは動画でもご確認ください。
いかがだったでしょうか。オンロードはもちろん、オフロードでもかなり機敏な走りを見せてくれたと思います。
さて、「SCRAMBLER」のお値段ですが、販売価格は6,995ドル(約70万円)からと、同社の製品の中でも少々高めの設定になっています。日本で乗るならナンバーを取得しないと公道を走れないなど、まだまだハードルが高い点が難点ですよね。それらの問題がクリアできたら、ぜひともガレージに加えたい一台です。