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時代は空からの自撮り撮影! 追尾型ドローン「UP&GO」

時代は空からの自撮り撮影! 追尾型ドローン「UP&GO」

GoProに代表される大人気のアクションカメラ。バイクやヘルメットに装着して、走行中の動画を撮影している姿は、ツーリング先やサーキットなどで最近よく見かける光景ですよね。そんなアクションカメラが、もし空から自分の走る姿を撮影してくれたら…モトGP中継の空撮シーンみたいな映像が撮れて、きっともっと楽しいはずです。そんな夢のような空飛ぶ自撮りカメラが、実はアメリカで登場したんです!

「UP&GOエアリアル・カメラ」という、いわゆるレジャー向けドローンなのですが、簡単に、いろんな動画が撮れて、しかも安い!と、3拍子揃った注目アイテムなので紹介しますね。

 

 

時代は空からの自撮り撮影! 追尾型ドローン「UP&GO」

 

手のひらから飛び立ち、また戻るカワイイやつ

時代は空からの自撮り撮影! 追尾型ドローン「UP&GO」
4つのプロペラを持つマルチコプター、いわゆるドローンのフロント部分にカメラを装着したのが「UP&GOエアリアル・カメラ」です。機体のサイズは長さ25.4cm×幅13.5cm×高さ7.5cmで、重さも340gと超軽量なので、女性でも片手で持てます。

 

飛ばし方も簡単

時代は空からの自撮り撮影! 追尾型ドローン「UP&GO」

飛ばし方もいたって簡単です。まず、腕時計タイプのトラッキングデバイスを装着します。このデバイスは、GPSや信号を発信し「UP&GO」と通信、デバイスを装着した人がどこに移動しようとも追跡できるシステムになっています。そしてフライト。片手で機体を持ち、プロペラを回す電動モーターのスイッチを入れてそっと離せばOK。機体はふんわりと空に舞い、ご主人様(デバイス装着者)の近くを飛行します。そして、戻るときも、また手のひらへ優しく着地。まるで、飼い慣らされた鳥のようにカワイイやつです。

ちなみに、飛行時間は約20分。最高速度は約54.7km/h(ブラックの限定モデルは約70.8km/h)。リチウムバッテリーを搭載しているので、フルチャージすれば何度でも飛ばすことができます。

 

5つの撮影モードが選べる

時代は空からの自撮り撮影! 追尾型ドローン「UP&GO」

お次は撮影について。トラッキングデバイスさえ装着していれば、どこに行こうと後を追いかけて、走行シーンなどを撮影してくれます。

撮影方法は次の5つです。

  1. パン
  2. スライド
  3. ホバー
  4. ピボット
  5. フォロー

1は引いて遠くから、2は横移動しながら、3は同位置に浮いた状態で徐々に撮影対象者が遠ざかるシーンなどを、4は撮影対象者のまわりをグルグルと旋回しながら、5は追尾しながらそれぞれ撮影ができます。

これだけたくさんのモードが選べるので、映像はプロ顔負けになること間違いなしです。

 

時代は空からの自撮り撮影! 追尾型ドローン「UP&GO」

搭載カメラが撮影できる動画サイズは、1080p 60fps/720p 120fps。残念ながら今流行の4K動画は無理ですが、HDのかなり鮮やかなムービー撮影ができます。

実際の撮影シーンなどを紹介した動画があるので、ご覧下さい。

 

 

どうです? いろんなシーンが撮影できてとても楽しそうじゃないですか!

 

お手頃価格も魅力的

時代は空からの自撮り撮影! 追尾型ドローン「UP&GO」

お値段が安いのも注目点です。現在、このカメラはアメリカのクラウド・ファンディングサイト「INDIGOGO」で、先行発売キャンペーンを実施中です。このキャンペーンでは、スタンダードが399ドル(約4万円)、機体がブラックの限定モデルが499ドル(約5万円)で販売されています。

 

時代は空からの自撮り撮影! 追尾型ドローン「UP&GO」

撮影対象を追尾するドローンには、DJIのファントム4などがありますが、ファントム4のお値段は機体のみで18万9,000円。こちらは4K動画も撮影できますが、どちらかといえばプロ入門用的なモデルで、レジャーにだけ使うのはちょっともったいない。対する「UP&GOエアリアル・カメラ」は、GoProヒーロー4と同等のお値段で買えるのです。レジャー向けオンリーで、HD動画で十分だという人向けですね。

 

日本ではまだ飛ばせる範囲が狭い

時代は空からの自撮り撮影! 追尾型ドローン「UP&GO」

この「UP&GOエアリアル・カメラ」があれば、バイクだけでなく、ランニングやサーフィン、カヌーにマウンテンバイク、スノーボードなど、いろんなスポーツで手軽に空撮が楽しめるんですが、日本ではちょっと問題があります。日本の航空法などでは、現在ドローンは私有地か許可を得た場所でしか飛ばせないのです。

「見渡す限り私有地で〜す」といった場所がたくさんあるアメリカのような大陸ではいざしらず、狭い島国の日本ではまだ飛ばせる場所が少ないのが現状なのです。バイクなら、今のところサーキットやオフロードコースなどで許可をもらえば可能…って感じですね。

ただし、ドローンは産業用を含めて今後もますます需要が増えてきていますので、これから規制が緩和される可能性も大きいです。こんなに便利で楽しいものが使えないのはもったいない、今後に期待大です!

 

参考 – UP&GO Aerial Camera (INDIGOGO)

Writer: 平塚直樹

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