日本を訪れている外国人観光客から、「なんでそこ行きたいの?」という場所の行き方をよく尋ねられますが、我々日本人は、日本で生活しているがゆえに、日本の素晴らしい景色や素晴らしい展望スポットを見落としてしまっているようです。
そこで今回は、世界最大の旅行口コミサイト「TripAdvisor」の日本法人であるトリップアドバイザー株式会社が発表した「行ってよかった!日本の展望スポット2015」より、普段見落としている日本の名所をご紹介します。
1位は不動の地位!京都「清水寺」
本年で4回目となる今回も京都の「清水寺」が1位を獲得し、不動の地位を築きつつあります。
さすがに「清水寺」は日本人でも人気があり、荘厳な建築物と、そこから望む四季折々で表情を変える景色は、心洗われる気分です。
2位は…え!? スカイツリーじゃないの?
続いて2位以降を見ていきましょう。
2位:東京シティビュー (六本木ヒルズ展望台)
スカイツリーじゃないんですね。
理由としては、「高い展望台は数あれど、この高さで外に出られるというのは気持ちいい。ガラス一枚とはいえ室内とは大違い。外気の温度や湿度、風を感じながら東京を俯瞰することができる。」と、都会ならではのロケーションに加え、東京の風を感じることができるのもポイントのようです。
3位以降はさらに盲点!?
3位:東京都庁舎 (東京都新宿区)
だから、スカイツリーは?よりによって都庁って…。
東京の街と富士山の眺望を無料で楽しめる点と、新宿駅西口からも至近距離である点が、支持されているようです。これは完璧に盲点でした。
4位:大倉山ジャンプ競技場(北海道札幌市)
「上からみると 下からみるのと大違いで 怖いです、こんなところからジャンプしてるかと思うとびっくりです」と、スキーのジャンプ台であるが故のユニークな楽しみ方もできる展望スポットとして、4年連続の上位ランクインとなりました。
5位:羽田空港 第二ターミナル 展望デッキ(東京都大田区)
「羽田の滑走路は常に混み合っているので、分単位で離着陸しますし、みんな同じように飛んでいくわけではなく、進む時にそれぞれ動きがあるので見ていて面白いです。」と、これから搭乗する旅行者のみならず、飛行機ファンや東京の住民の人気も博しているようです。
それ以降の順位は以下のとおりです。
6位:横浜ランドマークタワー 展望台 スカイガーデン(神奈川県横浜市)
7位:東平安名崎灯台(沖縄県宮古島市)
8位:東京スカイツリー(東京都墨田区)
9位:東京タワー(東京都港区)
10位:開陽台(北海道標津郡)
11位:世界貿易センタービル展望台 シーサイド・トップ(東京都港区)
12位:札幌JRタワー展望室T38(北海道札幌市)
13位:千光寺(広島県尾道市)
14位:空中庭園展望台(大阪府大阪市)
15位:出雲日御碕灯台(島根県出雲市)
16位:神戸市役所 展望ロビー(兵庫県神戸市)
17位:竜宮城展望台(沖縄県宮古島市)
18位:Befco ばかうけ展望室 (新潟県新潟市)
19位:江の島シーキャンドル(神奈川県藤沢市)
20位:五稜郭タワー(北海道函館市)
スカイツリーや東京タワーなど、大方の予想を外し、別のスポットがランクインしているのが目立ちますね。
これから春になり、観光シーズン到来なので、日本の良さを再発見すべく、上記ランキングの名所を巡る旅に出てみてはいかがでしょうか。
【参考リンク】