日本全国、そしてアメリカやアジアからもエントリーがあった「第3回 ラーメン総選挙」。今年2月に開催された決勝戦で優勝の栄冠に輝いたのは、岐阜県のラーメン店「白神」からエントリーした木村知史氏の『うま味海苔出汁そば』でした。
そんな専門家たちの舌を唸らせた、鳴り物入りのラーメンを、全国の「博多 一風堂」22店舗で食べられるとの情報が舞い込んできましたので、ご紹介いたします!
ラーメン総選挙とは?
2012年に力の源グループの社内コンテストとしてスタート。参加資格者は当初「博多 一風堂」の社内暖簾分け制度で独立した14名の店主たちでした。第2回は対象者を力の源グループの全社員、全アルバイトスタッフにまで一気に拡大。
そして3回目は日本全国のラーメン職人はもちろん、ラーメンを愛する人すべてに門戸を開く一大イベントとして新たなスタートを切りました。さらに来年2016年大会は世界規模での開催を視野にプロジェクトが進行しているのです。
海苔で出汁をひくというまったく新しい発想
今回の「ラーメン総選挙」のテーマは世界中の料理人たちが、いま最も注目している「出汁」。スープの3割以上は日本の和だしであるかつお、昆布、しいたけなどのカテゴリーを利用することが条件でした。
「うま味海苔出汁そば」のベースとなるスープは羅臼昆布、片口イワシ、鶏節で一晩かけてとります。ポイントは提供前に最高級の青海苔と黒海苔が混ざった、風味豊かな混ぜ海苔の豊かな味と風味を出汁にうつすこと。海苔を具材としてではなく、出汁のもととして捉えた斬新で自由な発想が、審査員から高い評価を得ました。
麺は横山製粉と白神ラーメンが共同開発した北の麦味という地粉を使った小麦の香り豊かな中太麺。滋味深いスープとの相性は抜群です。
丹念で細かい仕事がなされた具材
また、具材の巾着の中には、鶏ミンチ、筍、椎茸を炒めた餡に、奥美濃古地鶏の鶏脂としそのオイルをプラス。この巾着を割ると魚介中心の清廉なスープに力強い動物系の味がまざり、まったく新しいラーメンとして生まれ変わるのです。
トッピングで目を引く「海苔せんべい」はパリッとした食感が特徴。終盤にスープに溶かすとさらに海苔のうまみがプラスされます。半熟玉子に羅臼昆布のうまみ、出汁のうまみをギュッとしみこませました「昆布玉子」もお楽しみください。
“うま味海苔出汁そば”は期間限定
総選挙1位の「うま味海苔出汁そば」は、5月19日(火)から6月21日(日)の34日間、期間限定での販売となります。
※札幌、熊本、平針、西北はちょっと遅れて6月2日より販売開始となるようです。
販売店舗(22店舗)は以下のとおり。
- 九州エリア(3店舗) 薬院、山王、熊本
- 中国、四国エリア(2店舗) 岡山、松山
- 関西エリア(4店舗) 長堀、池田、京都五行、西北
- 中部エリア(2店舗) 本町、平針
- 関東エリア(9店舗) 銀座、高田馬場、駒沢公園、大宮、関内、恵比寿、本厚木、上野、南青山
- 東北、北海道(2店舗) 仙台青葉、札幌
こういったラーメンのコンテストで優勝したお店というのは、基本的に長蛇の列になり、なかなか食す事ができません。しかしこのラーメン総選挙は一風堂がバックアップしているので、1位に輝いた「うま味海苔出汁そば」も全国の「一風堂」で食べられちゃうという点がすばらしいですね。
ツーリングやドライブの目的地や経由地の一つとして、「一風堂」をチョイスしてみてはいかがでしょうか。
参考 – Value Press!