2016年の総まとめ、国内メーカーの最後を飾る「カワサキ編」です!
小粋な小排気量からプレミアムモデルまで幅広く新車をリリースしてくれたカワサキ、今年も充実した一年でしたね。では、行ってみましょう!
Z250 SL
待望のライトウェイト・シングルの国内販売が開始されました!
水冷4ストローク単気筒 DOHC4バルブエンジンを搭載した、「Ninja 250SL」のネイキッド版です。
KLX250 D-TRACKER X のFinal Edition
2016年のカワサキは、華々しいニューモデルの投入があった半面、定番モデルの終了が相次ぎました。
その最初となってしまったのが、この両車でした。懐かしいカラー&グラフィックを採用していたのが、また泣けました……。
W800 Final Edition
続いての悲しいお知らせは本モデル。
現在に繋がる”Wシリーズ”は、1999年2月に発売された「W650」が源流。以後、普通二輪免許でも乗れる「W400」のリリース、2008年9月の排出ガス規制強化による両モデルの販売中止後、新たに2011年2月に「W800」が登場しました。そして今年で生産終了となるのは、Wシリーズの一番後発「W800」というわけです。
なお「W800 Final Edition」は、古くからのカワサキファンならお気付きの通り、1973年に登場した「650RS W3」を彷彿とさせるカラー&グラフィックと、専用エンブレムを採用しています。塗装段差の少ない4度塗りの塗装工程は、なんと「W3」と同じ技法というコダワリっぷりでした。
ZRX1200 DAEG Final Edition
悲しいお知らせの最後はコチラ。基本スペックは前年モデルから変更はありませんでしたが、目を引くのはカラーリング。
エディ・ローソンの名とともに一世を風靡した80年代の伝説的モデル「Z1000 R1」のテイストを盛り込んだカラー&グラフィックを採用して、レトロな美しさを演出。 専用エンブレムやフューエルタンク上部のデカールと相まって、最後を飾るに相応しい意匠が施されていました。
当サイトでは「ZRX1200 DAEG Final Edition」の紹介とともに、カワサキ水冷ネイキッドの旗艦モデル「ZRX」の系譜を振り返っていました。
Ninja 250SL ABS KRT Edition
「Ninja 250SL」にABSを装着、特別仕様とされた2016年モデルです。
Kawasaki Racing Team(KRT)所属のジョナサン・レイ選手が2015年WSB選手権シリーズ年間ワールドチャンピオンに輝いたことを讃え、2016年に同選手権で戦う「Ninja ZX-10R」と同イメージのカラーリングを採用しています。
カワサキの人気モデル!Ninja 250SL ABS KRT Edition と Ninja 250SL の2016年モデル新発売!
同記事では「Ninja 250 SL」の2016年カラーも紹介されていました。
KXシリーズ
2017年モデルが続々と発表されました!
「KX450F」は前年のビッグマイナーチェンジの翌年ということで、熟成を図る方向でした。
一方、「KX65」「KX85」「KX85Ⅱ」「KX100」と、ファンバイク「KLX110L」の2017年モデルは、いずれも前年モデルからの変更はカラー&グラフィックのみ。
当サイトでは、いまいちど各モデルのスペックを掲載しつつ、概要を復習していました。
Ninja 250
2気筒の 「Ninja 」もKRT Special Edition と2017年モデルが登場! どの車両もこのカラー&グラフィックにすると、必然的にカッコよくなりますね!
以下の記事では、ベースモデルの2017年モデルも紹介しています。
そして定番になりつつあるコチラも登場しました!
Ninja 400 はグラフィック勝負!
攻めの”トライバル・グラフィック”を採用してきたのが400ccクラスの「Ninja」!
シブすぎるぜ!「Ninja400&Ninja400 ABS Special Edition」の2017年モデルがリリース
グラマラスなボディに映えますね!
Z 125 PRO
アフターマーケットも充実しつつある「Z 125 PRO」も、二度に渡って紹介しました!
Ninja H2 Carbon
インターモトで最大の注目を集めたのがコチラ。当サイトでも速報的にご紹介しました!
Z 650
ネイキッドに仕立てられた本モデルは、総排気量650ccのコンパクトな水冷並列2気筒エンジンをスチール製のトレリスフレームに搭載。ストリートファイター的な外観を与えられています。最高出力より軽さとコンパクトネスで勝負するタイプです。
当サイトでは、盛り上がりつつある650ccクラスのライバル車両との比較記事として紹介していました。
650ccクラスに盛り上がりの兆候!? ホンダ・CBR650とCB650Fがモデルチェンジ!カワサキ・Z 650は国内販売決定!
Versys-X
意表を突かれたのが本モデル。当初は300のみでしたが、後に250ccバージョンも発表されました。国内販売の発表が待ち望まれます!
別れもあれば出会いもありの1年でした!
定番3モデルが販売終了となる残念なニュースもありましたが、2016年のカワサキは新世代モデルを積極的に投入して、私達を喜ばせてくれましたね!
「Ninja&Z」ファミリーの充実には目を見張るものがありますし、最後にご紹介した「Versys X」の投入には良い意味で驚かされました。2017年にも期待しましょう!