免許なくてもバイク旅!? ミャンマーに訪れたら世界遺産のバガンに行くべし

ちょっと変わった海外旅行がしたい。例えばバイクに乗ってみたりとか。でも海外の交通法規はわからないし、日本の免許証って使えるの?そもそもツーリング自体できるのかな……。

 

なんて右も左も分からず諦めているあなたに朗報です。ミャンマーの歴史ある地域「バガン」を目指してみましょう。大小様々な仏教遺跡が林立しているだけでなく、観光客向けに「e-bike」という原付サイズの電動バイクが貸し出されています。しかも免許は不要。事前準備ゼロでも、世界遺産の中という最高のシチュエーションで憧れの海外ツーリングを楽しめちゃいます。

 

ミャンマーのバガン遺跡は免許不要のツーリングスポット

ミャンマーはタイの東側に位置している東南アジアの国で、100以上の民族が住む多民族国家です。多民族ならではの多様な文化は、訪れる旅人の好奇心を満たしてくれます。

そんなミャンマーで最も有名かつ見応えのある場所のひとつが世界遺産「バガン遺跡」です。11〜13世紀に建てられた3,000以上の仏塔が約41平方kmの範囲に点在しています。

その中をバイクで巡る旅を、筆者は下記の3つの理由でとても推しています。

 

バイクの運転に免許が不要

前述した通り、バガンで借りられるバイクの運転には免許が必要ありません。なので、日本であらかじめ国際運転免許証を取得する必要もありませんし、二輪免許がない人でも乗れちゃいます。

ちなみに、バガンでは観光客向けにガソリン車の貸し出しは行われていません。ミャンマーは旧首都ヤンゴンで混雑緩和や事故防止のためにバイクの乗り入れを禁止しているほどの規制が厳しい国なのです。

 

レンタルバイク屋が豊富

とはいえバガン遺跡をバイクで巡る旅は割とメジャーな遊びなので、規制の心配はしなくて大丈夫です。そこら中に観光客向けのレンタルバイクショップがあります。特に予約せずに飛び込みで行っても大丈夫ですし、滞在先のホテルでバイクを貸し出していることもあります。後者の場合は、ホテルの予約時に一言バイクを借りたいと伝えておくとスムーズです。

 

遺跡が点在する中を巡るのが面白すぎる

そして何より、歴史ある遺跡が点在する中をバイクで巡る爽快さといったら……。バガン遺跡には1日ではとても全て回れないくらい数多くの仏塔や寺院などの建物があります。狭い道を走った先に広大な風景と遺跡群が見える様は、まさにRPGゲームのような世界。日本では絶対に味わえません。非日常を味わうにはぴったりなスポットなんです。

 

日本からバガンへはまず近隣国を経由

日本からミャンマーへの直行便は運行していないので、まずは近隣国に飛びましょう。筆者はタイを経由しましたが、マレーシアやベトナムでも大丈夫です。

近隣国からはミャンマーの旧首都ヤンゴンに飛んで、そこから国内線でバガンまでいけます。ヤンゴンから陸路でも行けますが、長距離バスでの12時間程度の旅になってキツいので、素直に国内線に乗ると楽ですね。

 

バガン遺跡では気の向くままに走って歴史を感じよう

そうしてたどり着いたバガン遺跡では、数ある歴史的な建造物が旅人を迎えてくれます。有名な遺跡もいいですが、そういう場所は人も多くバイクで近づきにくいです。自由に動ける利点を活かして、有名無名関係なく自由気ままに走ってみてください。ただ、迷子になるとかなり慌ててしまうくらい広いので、GoogleMapで現在地が常に分かるようにしておくことは忘れずに。

バガンでのツーリングの魅力は、言葉で魅力を語るより写真を見ていただいた方が理解しやすいはず。筆者が実際に撮影した写真はこちらです。

 

こうした遺跡群を原付サイズの電動バイクで巡ります。まるでゲームの世界です。

 

高台に登るとこんな感じです。広い平原と数々の遺跡は圧巻。

 

バガン遺跡で有名なサンセット。非常に幻想的な光景です。夕日をバックにした気球も雰囲気作りに一役買っています。

 

バガン旅行の予算はざっくり15万円

歴史があって風光明媚なバガン。魅力がたっぷりですが、やはりお金がいくらかかるのかは知っておきたいですよね。

筆者が実際に行った経路「関空→バンコク(タイ)→飛行機でヤンゴン(ミャンマーの旧首都)→飛行機でバガン→飛行機でヤンゴン→飛行機でクアラルンプール(マレーシア)→関空」で計算してみました。1週間程度で周り、節約はあまり意識せず、バイクを2日間借りる旅で15万円程度でした。内訳はこんな感じ。

 

  • 飛行機合計:10万円
  • レンタルバイク:1,500円
  • 宿代6泊:2万円
  • 食事代:1万円
  • その他、観光にかかるお金:2万円

 

東南アジアといえど直行便がなく日本から遠いので、少々お値段も高くなるのがネック。しかし、お金には変えられない感動と、行った人にしか味わえない興奮があなたを待っているのは確かです!

 

歴史・旅・バイクが好きならバガンは要チェック!

国が成長するに従って、利便性のために自然を壊し古い建物を作り変え、景観に手を加えてしまう。それはどんな観光地にも起こり得ることです。

オーストラリアのエアーズロックが2019年から登山禁止になったように、バガンだって観光客の増加とマナーの悪化によって封鎖される可能性は十分あり得ます。RPGゲームのような世界を体験したい方は、早めにミャンマーのバガン遺跡に行ってみましょう!

じゃこ

じゃこ

元バイクメーカー勤務で現職エンジニアのバックパッカーです。国内外の旅行先でツーリングするのが好き。最低限の仕事をしながら旅していた世捨て人。