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車輪モロ出しで水上を爆走する水陸両用バイク「Gibbs Biski」

「水陸両用」といえばミリタリーな強襲揚陸艇だったり、ホバークラフトだったり、もしくは古き良きボンドカーを思い浮かべる方がほとんどでしょう。水陸両用バイク……いや、まさかねえ?そんなのできるわけ……

 

Gibbs Biski

できちゃったんですよ、コレが。見てください、この清涼感あふれる写真。まるで水面をウィリーしているかのようなこのバイクは、Gibbs Sports Amphibiansが開発した水陸両用バイク「Biski」です。

 

バイク×ジェットスキーで「Biski」…… シンプルでいいと思います。ええ、もちろん。ところであなたが水陸両用バイクの名付け親だったら、なんて名前にしますか?筆者だったらもうちょっとロマンのある名前にすると思います。

 

ちなみに陸上ではこんな感じ。お気づきの通り、車輪が上下して陸上モードと水上モードを切り替える機構になっています。

 

2017年に発表されたコンセプトモデル「Concept Link」

BMWのコンセプトバイクに見えなくもないですね。ただ横幅はとんでもなく広いのでバンク角は相当浅くなりそうです。

 

わぁ、便利。そのまま水面に突っ込める仕様

ボタン一つでモードチェンジしたらそのまま水面に突っ込んでいってOKな仕様になっています。しかもモードチェンジにかかる時間は5秒以下、そこらのオープンカーがルーフを開閉する時間よりよっぽど早いです。

 

水上での最高速度はなんと60㎞/h。小回りも効くので見た目からは想像がつかないレベルの機敏さを発揮します。ちなみに陸上では130㎞/hまで出せます。

 

水面から上がるときもちょっと車輪を下げるだけ。陸に向かってよいしょと乗り上げればそのまま走り出せます。海では使用しない方が良さそうですね、バイクの足回りを海水に浸すとか想像もしたくないです。

 

懸念点

面白そうなバイクではありますが、水に突っ込めば膝までザップリ濡れてしまいます。でも安全面を考えると長ズボンを履きたい…… でも長ズボンで水に突っ込んだ後、陸上に戻ったら走行中に足が冷却されまくって足先の感覚はなくなってしまうでしょう。

 

次に、陸上での取り回しが怪しいです。船底をこすらないようにある程度の車高(150mm)が設けられていますが、あまりバンクできないので旋回範囲が広くなってしまいました。また、足つき性は絶望的です。不安定な姿勢で停止したら最後、348㎏の巨体がゴロンと横倒しになってしまい泣き面をさらすことになりそうです。

 

Gibbsってどんなメーカー?

愛嬌と突っ込みどころが満載な「Biski」を開発したGibbsというメーカーは、アメリカのミシガン州に本社を置く水陸両用車両を専門に取り扱うメーカーです。実はかの有名な海外番組「トップギア」にてGibbs社製のクアッドスキー(クアッドバイク×ジェットスキー)が紹介されるぐらい、水陸両用という単語においては先駆者的な存在だったりします。

今回ご紹介した「Biski」ですが、価格や販売予定などは公開されていません。気になる方はBiski商品ページからお問い合わせください。

ZANGE

海外で起きている様々な乗り物系ニュースを、日本の方にわかりやすく噛み砕いてお届けします。 好きな映画は「ダンケルク」「フューリー」「007シリーズ(ダニエル・クレイグ以降)」です。