「最近BMWのデザインは攻めてるなぁ」と思った方、申し訳ありません。これはオフィシャルのコンセプトモデルではなく、工業デザイナーであるmehmet doruk erdem氏が個人的に発表しているプロジェクト作品なのです。
しかし「現実的にありえそうなデザインだ」と、ネット界隈で注目を集めているのです。
デザイナーのセンスが光る流線型のフォルム
まるで映画『世界最速のインディアン(The World’s Fastest Indian)』で有名な 、インディアン スカウト”マンロー・スペシャル”のようなフロント周りが特徴的なこちらのコンセプトバイクは、「BMW Apollo Streamliner」と名付けられています。
フロントカバーの流線型が昔の人の考えた未来のカタチのようで、レトロ感が漂います。
しかしながら、フロントからリアにかけて伸びるメインフレームらしき形状からは、現代プロダクト・デザインの潔さも感じさせてくれます。
一瞬タンクのリアビューのように見えますが、こちらがフロントビュー。
もはやこの画像で、興味の湧かない方はいないでしょう。
世の中には、とても優れた才能を持った方もいるものですね。
コーナリング時の動きや、サスペンションの動作、エキゾーストノート、乗車時の姿勢やルックスなど、まだまだ気になる点はありますが、こういった”振り切った”デザインのバイクが増えると、二輪業界も息を吹き返すの要因となりえるのではないでしょうか。
参考 – Behance / 画像 – Flickr : Velvet Android
Writer:
K.Y