BMWモトラッドは、「ミラノショー15(EICMA2015)」で、ニューモデルとなる「R nineTスクランブラー」を発表した。
エンジンやフレームはR nineTと共通
R nineTスクランブラーはR nineTと同様のエンジン&フレームで構成されている。そのためエンジンは1,169ccの空油冷ボクサーツインとなっており、最高出力は81kW(110ps)/ 7,550 rpm、最大トルクは119Nm / 6,000 rpmを誇る。
ビンテージのスクランブラーを彷彿させる小型のヘッドライトや、スクランブラー最大の特徴であるアップマフラー、アップハンドルを装備する。また、R nineTに標準装備されている倒立フォークではなく、あえて雰囲気に合わせテレスコピックを採用している。
タイヤサイズがスクランブラー!
タイヤ径は、スクランブラー定番のフロント19インチ / リア17インチのセッティングとなっているほか、小ぶりなメーターなど、フロント回りもスクランブラー用のものに変更されている。
純正オプションパーツも魅力
R nineTと同様、乗車人数によってシトレールの取り外しができるようになっているほか、スポークホイールのオプションも用意される。これによって、よりヴィンテージルックに振りたい方から、現代的なスクランブラーにしたい方まで、様々なライダーのニーズに応えることができる。
<主要諸元>
エンジン:空油冷ボクサーツイン
排気量:1,170cc
最高出力:81kW(110ps)/ 7,550 rpm
最大トルク:119Nm / 6,000 rpm
タイヤ:F120/70-19 / R170/60-17
日本での発売時期や価格などの詳細は未定だが、もしも日本導入が決まれば、同社の新しい主力モデルとなる要素は十二分に秘めているであろう。
ニューモデルの「G 310R」といい、同社の勢いはとどまることを知らない!
参考 – BMWモトラッド