近年”R nineT”シリーズの充実により、急速にモデル数を増やしているBMWモトラッド。スクランブラーからカフェレーサーまで、実に5車種をラインアップしています。正直に申しますと、メーカーにはベースモデルをしっかり作ってほしい。カスタムはライダーの自由に任せて欲しい、と思っている筆者です。
なのですが、先月ヨーロッパで発表された2019年モデルが、なかなかに魅力的なのであります。
カスタムバイクと見まがう仕上がり!
一番の注目はコチラ!「R nineT」のオプション車両になります。BMWモトラッドが取り扱う社外オプションである”BMW Motorrad Spezial”の一つとして加えられた「Option 719 Mars red metallic matt / Cosmic blue metallic matt」。
近くで見ると、こ~んな感じで、最早カスタムバイクそのもの、といった趣があります。
ガソリンタンクの美しい仕上がりに目を奪われてしまいますが、シングルカウル付きのシートとフロントフェンダーも、同様に特別なカラーリングで仕上げられています。
もう1台、凄いのが出てきましたので、載せておきます。それがコチラ! 「R nineT Racer」に設定された、同じ”BMW Motorrad Spezial”シリーズのオプションです。正式名称は「Option 719 Black storm metallic / Aurum」です。
ちょっとエロい位の高い質感でございます。ここまで上手く纏められてしまうと、あとはマフラーでも変えとくかって感じですかね……
ここまでヤルか!という高品質ですが……
いかがでしたでしょうか?今回は、あまり日本国内で報じられていなかったBMWモトラッドの2019年モデルの一部をご紹介してみました。
「まるでカスタムバイク!」と叫びたくなるような斬新なカラーリングですが、なんだかライダー側のやる事が無くなってしまうような気もして、ちょっと疑問に感じたりもしますが、それは贅沢と言うものでしょう。ここまでしてくれるBMWモトラッドに、素直に感謝しておきましょう!