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S1000RRとH2RをゲーミングPCに魔改造!? バイク好きにふさわしいハイスペックマシンを見よ

S1000RRとH2RをゲーミングPCに魔改造!? バイク好きにふさわしいハイスペックマシンを見よ

バイカー兼ゲーマーのみなさんにグッドニュースです!PCは基本箱型なんて常識を覆す作品が、タイ在住のPCビルダーJuggapat Thonglueさんの主催するJMDFから届きました。モチーフはなんとバイク。リスペクトあふれるデザインの数々を見ていきましょう。

 

その精悍さはガンダムのよう「BMW S1000RR」PC

こちらは2010年に鮮烈なデビューを果たしたBMW渾身のフラッグシップスーパースポーツ「S1000RR」の2019年モデルがベース。かなりデフォルメされていますが、スポーティさはそのままです。シートフレームの金属感もタマラン。元の配色そのままですが、ガンダムか!?と思わせるトリコロールカラーがまた”メカ”な印象を引き立てています

この佇まいには、男子一同ワクワクすることうけあい!

 

前からはもちろん後ろから見ても良いんです。USBをはじめとする各種ポートや、電源のメッシュがちらりとしているところなんて、ジャンクなロボっぽい!

これだけのヴィジュアルだけあって、「もしかしてスペックもすごいんじゃ……」と予想された方も多いでしょう。

そう、「インテル、入ってる」。CPUは最高峰の処理能力を持つIntel「Core i9-9900K」です。さらにグラフィックボードはリアルタイムレイトレーシングに対応したZotac「RTX2060」です。4万円以下で買えるグラフィックボードとしてはトップレベルの性能で、2019年に発売されたものの中ではコスパNo.1と評されています。
サーキットを俊敏に駆け抜けていくBMW S1000RRの如く、大容量のゲームでもハイスピードを発揮してくれることでしょう。

 

しかも光るんです。ゲーミングPCとしてはゴテゴテと光るものは珍しくないんですが、バイク型となるとまた違った印象で、要所要所を押さえた発光と、厳選された色数がまた精悍でハイエンドな雰囲気を出しています。

個人的にはこのCoolerMasterの水冷パーツのチョイスと配置がタマりません。もともと光るようにできていますし、向きも逆ですけれど、そこがまたイイ。「普通じゃ満足できねぇ!」というビルダーのこだわりを感じます。

そしてぬらりと光るこのボディの質感に至っては実車のカウル顔負け。パーツは殆ど3Dプリンターで制作し、各部を紙やすりで微調節、最後に塗装して仕上げるほどのこだわりようです。

さて、メカ好きの男子一同は十分ワクワクしたと思うので、次は女性陣にもウケが良さそうなモデルをご紹介します。

 

今にも走り出しそうなピンキーレーサー「カワサキ Ninja H2R」PC

このバイク、もといキュートでピンキーなゲーミングPCは市販車唯一のスーパーチャージャー搭載モデル、カワサキ Ninja H2Rがモチーフです。純正にはないカラーリングなものの、スピードを感じさせるアグレッシブなデザインがよく落とし込まれています。ちなみに、H2Rは市販車ではじめて最高速度400km/h超えを果たした、世界最速記録ホルダーです。もっとも、クローズドコース専用で公道を走ることはできませんけどね……。

JMDFのバイク型ゲーミングPCとしては一番新しい作品であるこちら、さきほどのモデルと決定的な違いがあります。

 

そう。リアタイヤが付いているんです。1輪バイクといわれても違和感ないくらいにリアルですね。

さらに4in1のエキゾーストパイプが前面に露出しているあたり実車に忠実!しかも焼き入れ加工のグラデーションも塗装で再現する気合の入れようです。この辺の仕事の細かさ、堪りません。

 

ミニモト用と思しき本格的なリアサスペンションも付いています。めちゃくちゃでかいファンをつけても振動をしっかり吸収してくれそうです。

ちなみに搭載CPUはAMD「Ryzen 7 3700x」を搭載。上で紹介したS1000RR-PCのIntel「corei9-9900k」と同等ながらコスパのよさとオーバークロック耐性がウリです。グラフィックボードに至っては大型3連ファンが特徴的なAsrockの最高峰モデル「Radeon RX5600XT Phantom Gaming D3 G OC」を搭載。リアサスペンション前で存在感を放っています。こちらもやはりオーバークロック仕様。H2Rのスーパーチャージャーによるブーストを彷彿とさせ、バイクへのリスペクトすら感じるチョイスです。

 

PCケースマイスター「JMDF」

バイカーに最高のPCを生み出すJDMFはなにものかも押さえておきましょう。タイに拠点を置くPCビルダーで、作品は全て一点もの。PCケースのコンテストへの出展を目的に制作されています。製作費だけでも高いものだと100万円を超えることもあるという、もはや芸術作品レベルのものばかりなんです。

 

努力と制作費もあるとはいえ、このクオリティはさすがの一言。実際、タイに留まらない評価をされています。世界規模のPCケースデザインコンテストである Thermaltake CaseMOD invitational 2019の招待選手に選ばれただけでなく、同大会で優勝。現在ではAsrockやCORSAIR、CoolMasterといったPCパーツメーカーのスポンサーが付き、新しい作品の製作サポートを受けているほどなんです。

彼の作品は、バイク型にとどまりません。ランボルギーニモデルや、ゲームセンターでお馴染みのメタルスラッグモデルと魅力的なモデルが本当にたくさん。気になります?それはまた別の機会に!

ちなみに、これらの作品は販売もされています。ただし、今のところはタイ国内限定。もっともFacebookページから問い合わせはできるので「どうしても欲しい!」という熱意のある方はぜひ問い合わせしてみるのも手です。

Writer: カイ高野

Information

Juggapat Modifier - JMDF
公式サイト

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