キャンプに行く際はもちろん、ロングツーリングの際かさばる荷物どうしてますか?リュックに入れたり、毎回ロープでくくりつけるのもいいですが、最強のパッキング方法はなんといってもリアケースやサイドケースに入れること!なんといっても丈夫で中身を守れますし、急な雨に降られても中身がぐっしょり濡れちゃうなんて悲劇とはおさらばできるなど、一度ハマると抜けられない魅力が満載なんです。その有り余るメリットの数々と、人気メーカーを紹介します。
メリット満載なリアケース、サイドケースの装着
愛車にケースを装着するメリットとしては、まず脱着が非常に簡単にできることです。例えばツーリングバッグを愛車に取り付ける時は、ロープやネットをうまく張る必要がありますが、ケースならカチっとワンタッチで脱着可能です。
その際ケースをロックをすることもできるので、防犯性が飛躍的にアップしますし、何といってもハードシェル。雨で浸水することがまずありません!
リアとサイドはそれぞれ入れるモノで使い分けるとよいです。リアケースは大きさによってはヘルメットを収納することが可能で、毎回停車時に迷ってしまう置き場所に困らなくなります。さらに重量物をサイドケースに収納すれば、重心が低くなってライディングへの影響が少なくなることもポイントです!
メリット満載なケースの装着ですが、しいてデメリットをあげるなら高額であることと取り付け車種が限られることですかね……。
リアケース、サイドケースの材質はおおよそ2種類
ケースには樹脂製のものと金属製のものがあり、重量は前者のほうが圧倒的に軽く扱いやすいです。主にオンロードを走るツーリングライダーに人気で、メーカー純正オプションとして提供される場合もあります。
金属製のものはとにかく頑丈さがウリ。立ちゴケ程度は全くビクともせず、主に未舗装路を走るアドベンチャーライダーに人気です。また、装着すると見た目がかなりイカつくなるので、愛車のワイルドさを上げるドレスアップ効果もあります!
最低限のメンテナンスは必要
ケースは基本メンテナンスフリーで問題ありませんが、定期的なグリスアップだけはしておくことをオススメします。特に雨天走行後はヒンジと鍵穴に潤滑剤を吹いておくと、翌日も快適に使うことできます。
また、使っているとケース内に埃やゴミが溜まりがち。気になってきたら、ハンディクリーナーで吸い出すと手っ取り早くキレイにできます。
人気のケースメーカー4選
バイク用ケースメーカーは数あれど、誰もが真っ先に思い浮かべるのがイタリアのGIVI社。実際「世界シェアナンバーワン」ですし、種類が豊富で取り付けできる車種も幅広く、誰が選んでも満足のいくケースを取り揃えています。
日本ではバイク用品メーカーのデイトナが取り扱っていることもあり、近場の用品店でもネット通販でも気軽に購入できることもうれしいところ。
世界一周ライダーも使用しているのが、「HEPCO & BECKER(ヘプコアンドベッカー)」。アルミ採用のヘビーデューティーな作りが特長です。
リアケース、サイドケース共に同メーカーで揃えるのが定番で、多少値段は張りますが堅牢性は抜群です!ケースメーカーの「HEPCO」とキャリアメーカーの「BECKER」が合体して「HEPCO & BECKER」になったというユニークなメーカーでもあります。
流れるような美しい形状をすべてのラインアップで貫いているのが、ドイツ生まれのメーカー「SW-Motech(エスダブリューモテック)」です。どちらかといえば無骨でスクエアな形状が多いバイク用ケースですが、同社のケースはスタイリッシュで愛車のカッコよさを損なうことがありません!
主にサイドケースをリリースしているメーカーで、ツアラーからスポーツバイクまで幅広い車種に対応しています。
最後にご紹介したいのが、ドイツのアドベンチャーバイク向け総合用品メーカー「TOURATECH(ツアラテック)」。同じ国発祥ということもあり、BMWのバイクと相性が良いです。
「HEPCO & BECKER」と同じくハードなロングツーリングのお供として指名買いされることが多く、車で踏んづけても壊れないほど頑丈!な作り。日本ではオフローダーからの信頼が厚く、林道アタックツーリングでは必ずといっていいほど見かけます。
まとめ:ケース沼にハマろう
リアケース、そしてサイドケースは一度使うともう手放せない、とても便利なアイテムです!ケース沼にハマるとお金がどんどん飛んでいきますが、臆せずズブズブになるまでハマってみましょう。ツーリング旅が快適になって、ケースに荷物と思い出をどんどん詰め込めますよ!