伝統の大排気量ロードスポーツに電子制御の革新
CB1300シリーズは、1992年に「新しい時代にふさわしいホンダのロードスポーツモデルはどうあるべきか」を徹底追求した「プロジェクトBIG -1※」のコンセプトを具現化した初代モデルCB1000 SUPER FOURの系統を継承しています。これまで、ユーザーと時代の要請に応え続け、威風堂々としたスタイリングと、大排気量エンジンを搭載した車体からは想起できないほど、バイカーの意のままに操れる素直で軽快なハンドリングにより、市街地から高速道路、ワインディングまで幅広いシチュエーションで楽しめると、多くのユーザーから好評をえています。
2018年には、オーリンズ社と共同開発した専用フロントフォークとリアサスペンション、ブレンボ社製のラジアルマウント式モノブロック対向4ポットキャリパーをフロントブレーキに採用し、よりスポーティーで上質な走りを追求したCB1300 SUPER FOUR SPとCB1300 SUPER BOL D’OR SPを追加し、ユーザーの選択の幅を広げています。
今回、SPタイプを含むCB1300 SUPER FOUR、CB1300 SUPER BOL D’ORともに、「大排気量モデルを操る楽しみの最大化」を開発の要件とし、アクセル操作に対してリニアなフィーリングと、スロットルグリップ操作に対してより緻密なスロットルバルブの制御を可能とする「スロットルバイワイヤシステム(TBW)」を新規採用。さまざまな路面環境やライダーの好みに合わせて走行フィーリングを任意に選択できる「ライディングモード」や、高速道路など長距離走行時のライダーの疲労軽減と、上質で快適な走行に寄与する「クルーズコントロール」などの電子制御を新規採用いています。
※ プロジェクトBIG -1とは
- 水冷・4サイクル・DOHC・直列4気筒エンジンを搭載していること。
- その体躯はあくまでもセクシー&ワイルドであること。
- 走る者の心を魅了する感動性能を有すること。
を基本コンセプトとしている。