羨ましいぞ米欧!ホンダ「CRF450L」は公道走行が可能なオフローダーなのだ!

ホンダ「CRF450」で公道を走れたら、どんなに素晴らしいことでしょう……そんな夢が、先ごろヨーロッパ&アメリカで発表された2019年モデルで、ほぼ実現してしまうのです!

今回は、ホンダがヨーロッパ&アメリカで発表した、公道走行が可能な4ストローク・オフローダー「CRF450L」をご紹介しましょう!

 

「CRF450L」は公道走行が可能!

2019 Honda CRF450L

さて、コチラがホンダ「CRF450L」2019年モデル。アメリカとヨーロッパで発表されたニューモデルです。

モデル名からお分かり頂ける通り、ベースとされたのは「CRF450R」。ホンダが誇るモトクロッサーの最高峰モデルです。常に最先端のテクノロジーが投入されており、世界最高峰のAMAやMXGPを走るワークスレーサーのフィードバックを受けたモデルでございます。

 

2019 Honda CRF450L

その公道バージョンであり、ご覧のエクステリアですから、否が応でも期待が高まります。早速、各部を見て行きましょう!

 

「CRF450L」のエンジンは公道対応で大改修!

まずは大注目のエンジン。ヨーロッパ向けリリースを読みますと、実はココがキモだったようです。それはユーロ4規制への対応。法規対応として排ガスと騒音の厳しい規制に適合させつつ、実用的に公道走行を楽しむためオンロード&オフロードを多様なレベルのライダーが楽しめる懐の深さを与えています。

総排気量449ccのエンジン基本構造は「CRF450R」と同一です。ボア×ストローク=96mm × 62.1mmであり、4バルブ・ユニカムを継承。しかし、ピストンリングは3本化されて耐久性が向上。圧縮比は13.5:1から12.0:1へと落とされています。また排気系もシングルエグゾースト化されています。

 

またクランクシャフトのマスも見直され、イナーシャが13%増加しつつ、バルブタイミングも見直されました。これはオフロードで低回転域を使うライダーへの配慮。より幅広い回転域でスムーズなパワー&トルクを楽しめる仕様へと変更されています。さらにトランスミッションは6速化。これは舗装路での走行(ある程度の高速走行)への対応だと言います。

またエンジンノイズへの対応として、エンジンカバーの左右にはアウターカバーが装着されています。

こうして再構成された新エンジンは、最高出力は18.4kW、最大トルクは32Nmを発揮します。そして大切なのは、オイルフィルター交換は1,000km、オーバーホールは3万2,000kmに設定されている、ということ。最高出力・最大トルクともに抑えられてはいるものの、かなりの耐久性を獲得しているようです。

 

車体は「CRF450R」2018年モデルがベース!

続きましては車体周り。まず大前提として、「CRF450R」2018年モデルがベースとされている、というから驚かされます。それでも変更点は少なくありません。

まずはフレーム。アルミ製ツインスパーフレームのスイングアームピボット付近が広げられています。これは6速化して横幅が増えたエンジンを搭載するため。またヘッドストックにはステアリングロックが追加。アルミニウム製スイングアームにはノイズ対策としてウレタンが注入されています。リアのサブフレームは「CRF450R」をベースに灯火類装備対応とシングルエグゾースト化したマフラーのマウントポイントが追加されています。

 

ホイールベースは「CRF450R」から18mm延長され1,500mmに設定されています。車両重量は130.8kg。「CRF450R」の113kgと比較するとガッカリですが、それでも軽量です。シート高は940mmです。

フロントフォークはショーワ製倒立タイプ49mm。プリロードとコンプレッションの調整が可能。リアはショーワ製のフルアジャスタブル+プロリンクが組み合わせられます。ブレーキは、前が260mmのウェーブディスク+2ピストンキャリパー、後は240mmウェーブディスク+シングルピストンキャリパー。

そして面白いところでは、リアホイールが18インチ化され、エンデューロタイヤに対応させている点。

 

それに……あの「CRF450R」で採用されて話題になったチタン製ガソリンタンク(容量は7.6kgへと大型化)が、「CRF450L」にも採用されているのです!

 

ぜひ日本でも発売してほしい!

 

いかがでしたでしょうか?今回は、ホンダがヨーロッパ&アメリカにて発表したニューモデル、「CRF450L」をご紹介してみました。

ちなみにお値段は……$10,399ですから、日本円にして115万円ほど。これは本モデルの魅力を考慮すると、充分にバーゲンプライスと言って良いのではないでしょうか?日本でも是非発売してほしいものです!

 

「CRF450L」2019年モデルのスペック(欧州)

  • 全長×全幅×全高:2,280×825×1,260mm
  • ホイールベース:1,500mm
  • シート高:940mm
  • 装備重量:130.8kg
  • エンジン型式 / 弁方式:空冷4ストローク単気筒 / SOHC4バルブ
  • 総排気量:449cc
  • ボア×ストローク:96.0× 62.1mm
  • 圧縮比:12.0:1
  • 最高出力: 18.4kW
  • 最大トルク:32N・m

 

参考-ホンダ(アメリカ)
Reggy

Reggy

オートバイ系雑誌・書籍編集をする傍ら、自転車輸入販売業として起業。得意ジャンルは自転車(子ども車・子ども乗せ・クロスバイク)・オートバイ・自動車・アウトドア。