ハーレーダビッドソン・ジャパンは、スペシャルモデル”Sシリーズ”の第三弾として、Screamin’ Eagle TwinCam110エンジンを搭載したニューモデル「LOW RIDER S」及び、最先端のフィニッシュとテクスチャを採用し、ダークな外観が特徴のニューモデル「CVO Pro Street Breakout」の2車種を、2016年1月28日より同時に販売開始すると発表した。ここでは「CVO Pro Street Breakout」について紹介していこう。
最先端のフィニッシュとテクスチャを使用したダークな外観が特徴
「CVO Pro Street Breakout」はデザインとディテールを重視し、最先端のフィニッシュとテクスチャを使用したダークな外観が特徴だ。ドラッグレーシングを強く意識した作りとなっており、優れたパフォーマンスに加え、ストリートマシンの象徴ともいえる重厚な長い車体を組み合わせることで、従来にはなかった新しいスタイリングを目指したという。
外観、性能の両面から感じられるハーレーの新たな魅力
ドラッグレースにインスパイアされて設計されたという新型のシートとハンドルバー、風の影響を受けにくいスピードスクリーン、ブラックアウトされた上品なサイレンサー、一瞬で人目を奪うゴールドリーフを施したペイントはハーレーらしい威風堂々とした雰囲気を醸し出している。240mmのリアタイヤには、Aggressorホイールを採用。ヘビーブリーザーインテークを備えたScreamin’ Eagle TwinCam110 Bエンジンを搭載。倒立フォーク、新型のデュアルディスクフロントブレーキなどなど、装備の面からもそのハイパフォーマンス振りが伺える。
外観、性能の両面からハーレーが生み出した新たな価値観が感じられる良作と言えよう。所有欲を駆り立てられる、素直に欲しい一台だ!
CVO Pro Street Breakout SPEC
全長:2,330 mm
シート高:660 mm
最低地上高:120 mm
レイク(度):35
トレール:196 mm
ホイールベース:1,680 mm
タイヤ:F-130/60B19 61H、R-240/40R18 79V
フュエルタンク容量: 18.9L
オイルタンク容量:3.3L
車両重量:318kg
ラゲッジ積載容量:332kg
エンジン:エンジン型式 Screamin’ Eagle Twin Cam 110B 空冷45度Vツイン
ボア:101.6mm
ストローク:111.1mm
排気量:1,801cc
圧縮比: 9.2:1
燃料供給方:インジェクション(Electric Sequential Port Fuel Injection)
最大トルク:126Nm/3,498rpm
価格:339万円(税込)