スポスタで砂漠を走れる!スペインの怪人による入魂のアドベンチャースポーツ「デザート・ウルフ」

ひっそりと、しかし確実にコアなファンを掴んでいるアドベンチャースポーツバイク。BMW「R 1250 GS Adventure」を筆頭に、日本メーカーからも「CRF1000L Africa Twin」などが発売されています。それらはいずれも実に良くできていて、しかもカッコいいわけですが……

ここに紹介するのは、スペインの、とあるカスタムビルダーが制作したカスタムバイク。なんと、そのベースに選ばれた車両が想定外の1台なのであります。

 

制作者”エルソリタリオ”はスペインの怪人

さて、コチラが今回ご紹介するカスタムバイク「デザートウルフ」。ベースとされているのは、なんとハーレーダビッドソン「スポーツスター1200」の2017年モデル。一般的なバイカーから見れば、ゆったり、のんびり、そして時にちょっとスポーティに走るモデルでございます。何故それをベースにしたのでしょうか?

それは…… カスタムビルダーが怪人だから! 本車両を手掛けたのは、スペインの”エル・ソリタリオ”。ヨーロッパ、いや、世界のカスタムシーンにおいて、極めて重要な、しかし…… 実に悪名高いカスタムビルダーであります。どのくらい悪名高いかと言いますと…… 世界有数のカスタムバイク紹介サイトで「世界で最も嫌われている」と紹介されたことがあるくらい、なのです。

 

何故、”エル・ソリタリオ”が、そんなに嫌われてしまうのか……  それは半端なく灰汁(アク)が強いから。「俺達のカスタムが嫌いなら黙っておけや!」「好きにやらせて貰うぜ!」といった、顧客側からすると少なからず高慢な態度を取ると言われているのです(実際に、彼等自身もアウトロー&フリーダムを標榜しています)。

が、それもひとえに自身が制作するカスタムへの強いコダワリがあるから。この「デザート・ウルフ」のベース車両選びにも、それが現われています。

 

「デザート・ウルフ」はアドベンチャースポーツ!

さて、車両について見て行きます。ガソリンタンクは砂漠地帯用カモフラージュ柄にペイントされています。吸気系にはスクリーミングイーグル製の吸気系を、排気系にはオリジナルの2-in-1ステンレス製エグゾーストパイプ+SC Project製マフラーが組み合わされています。

足回りは前後Ohlins製品に換装。そしてホイールには、19インチサイズのKineo製スポークホイールと、フラットトラックタイヤを装着と。機能と美を両立する、実に素敵な組み合わせでございます。

 

Re​​kluse製品の自動クラッチを装備しており、また左利き用のブレーキレバーを搭載しています。

 

印象的なPIAA製2眼LEDヘッドライトへの電力供給のため、ECUユニットを始めとした電装系も強化されています。

その2眼ヘッドライトは堅牢なガードにより保護されております。ハンドルバーにはEaston製ファットバーをチョイス。そしてBark Buster製品のカーボンファイバー製ナックルガードを装備。これらはアドベンチャースポーツ・バイクとしての装備であり、リアルにハードユースを想定していることを表しています。

 

「デザート・ウルフ」はアドベンチャースポーツ!

こうして制作された「デザート・ウルフ」…… あのスポスタが、ご覧のように見事なアドベンチャースポーツモデルへと変貌しています。

余談になりますが、”エル・ソリタリオ”の主宰者は、バイカーなら必見のムービー「The Greasy Hands Preachers」(邦題:バイク野郎列伝)に、あの木村信也氏、Deus Ex Machina、Roland Sandsといった錚々たる面々と共にインタビューされるような大御所。これを機会に知っておいてくださいね。

また、”エル・ソリタリオ”のアパレルは、モトリモーダさんで取扱いされていますので、ご興味のある方はどうぞ!

 

参考-HICONSUMPTION