以前forRideでもご紹介した”SFプロトタイピング展”の主催者であるPROTOTYPE Inc.と、PC向けグラフィックス関連製品やVRゴーグルなどを取り扱う株式会社エルザジャパンの合同主催で、7月14日(木)〜17日(日)のあいだ、羽田イノベーションシティ K104[HANGAR-B]で”2&4 デジタルツイン展(https://www.proto-type.jp/2and4-digital-twin-exhibition)“が開催されます。
このイベントは「リアライズ(現実化)」をテーマに、長谷川工業、XEAM/MIRAI、Forciteヘルメット、Conflux Technologyなどといった名だたる企業を迎え、4月に開催された「SF プロトタイピング展」で示した構想をさらに具現化した内容となります。
「2&4デジタルツイン展」の出展者概要
リアライズ(現実化)をテーマとした2&4展デジタルツイン展は、エルザジャパン、PROTOTYPE、長谷川工業、XEAM/MIRAI、Forciteヘルメット、Conflux Technologyが持つ企業ユーザーのチャネルを相互に開拓し、 各社が従来と異なるユーザー層へアプローチすることで生まれるシナジー効果を狙った展示・体験イベント。
それは一体どういうことなのか?について知るべく、各企業の展示内容を基にご説明します。
PROTOTYPE(プロトタイプ)
プロトタイプはモータースポーツの魅力を拡張するバイクシミュレータ「GODSPEED」を展示。 今回はVarjo を使用した「GODSPEED XR」と「GODSPEED Airborne」の出展を検討中。
実際に実機に跨って操作を行うので、本物のライディング感覚を感じることができます。特にGODSPEED Airborneは、モーターサイクルのバンクを可能にし、コーナリングをVR上でリアルに再現しているので、スーパースポーツからオフロードマシンまでのライディングの感覚が楽しめます。
エルザジャパン
エルザジャパンは「GODSPEED」「DRAPOJI」で使用される、”Varjo XR-3″ や”Varjo Aero”などの機材を提供。
Varjo XR-3はこれまでに構築された中で最も没入型の複合現実体験を提供し、XRヘッドセットの最も広い視野にわたってフォトリアリスティックな視覚的忠実度を備えたもの。
Varjo Aeroは115度の視野全域にわたって実物同様に隅々まで鮮明に表示し、上位モデルとなるVR-3に比べ軽量で、フライトシミュレーターなどの高性能VRヘッドセット向け。
長谷川工業
長谷川工業からは、最高のドライビングポジションを追求する人のための、レースゲーム用コックピット「DRAPOJI(ドラポジ)」が2台展示されます。
ドラポジと言えば、モニターの高さやシート位置、ハンドルポジションを自分好みに自由に調節することが可能な、自分だけのオリジナルコックピットを求める本物思考なユーザー向けのレースゲーム用コックピットです。
またイベント当日は、eスポーツプレーヤー兼レーサーである岡田衛選手をゲストとして招き、参加型対戦イベントを計画中とのこと。ファンにはたまらない贅沢な対戦マッチが楽しめる予感。
XEAM/ 株式会社 MSソリューションズ / 株式会社 MIRAI
電動バイクの開発と製造を手掛けるジームとミライは、人気モデル6台の展示と試乗会を開催予定。
XEAM(ジーム)/MIRAI(ミライ) – AR コンテンツ(仮)
実際の車両の横に電動バイクの3Dモデルを表示させる、ARコンテンツも制作予定!
Forcite Helmets
そして最後は、Forciteの近未来型スマートヘルメット「MK1」を展示。実際に装着し、チンガードに搭載されたカメラや視界を遮らないLEDナビゲーションなど、実際に体験しすることができます。
電動バイク試乗の際にも着用することが可能となっていますので、より具体的な使用感を味わっていただくことができます。なお、サイズはM・L・XLの3種類各1個が用意されるとのこと。
試乗会と合わせて、MK1の魅力を存分に楽しんでください。
Conflux Technology
ヨーロッパ F1 モータースポーツの革新の第一線で誕生したConflux。今回はAM(積層造形)がもたらす設計の自由性を生かした最先端の熱交換器を展示します。
試乗会&試乗スペースのご案内
イベント最終日の7月17日(日)はXEAMとMIRAIの試乗会のみとなります。展示物を見学したい方は16日(土)までとなるのでご注意ください。
電動バイク試乗(室内)
会場内に走行できるスペースが設けられています。 走行スペースにはパイロンなどで簡単なコースが設置される予定。
電動バイク試乗(公道)
公道での試乗は10分前後のルートが検討されており、現時点ではスカイブリッジを渡る約13分の多摩川コース、多摩川沿いと羽田空港を巡る約11分の羽田空港第3ターミナルコース、弁天橋・穴守橋を渡るコース約8分の海老取川コースの3つが用意されています。※コースは一部変更になる可能性があります
また、基本的にヘルメットやグローブは体験者がご持参することが条件。※サイズが会う場合はForciteを使用することも可能とのこと
バイクや付随するガジェットの未来を感じるまたとないチャンス!
興味のある方は、ぜひ足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
「2&4デジタルツイン展」の詳細
開催日 | 2022.7.14(木)~ 7.16(土) ※7.17( 日 ) は試乗会のみ開催 |
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時間 | 10:00 ~ 17:00 |
会場 | 羽田イノベーションシティ K104[HANGAR-B] |
主催 | 株式会社エルザジャパン、PROTOTYPE Inc. |
協賛 | Conflux Technology Pty. Ltd.、Forcite Helmet Systems Pty. Ltd.、長谷川工業株式会社、XEAM/ 株式会社 MSソリューションズ / 株式会社 MIRAI |
URL | https://www.proto-type.jp/2and4-digital-twin-exhibition |
入場は無料だけど予約制なのでご注意ください!
2&4デジタルツイン展の入場は無料ですが、新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた取り組みとして、日時指定予約制となっていますのでご注意ください。
当日ふらっと立ち寄れるものではありませんので、必ず日時指定予約をしたうえでご入場ください。
無料日時指定予約フォームはこちら(別ページが開きます)
https://20220717-electric-motorcycle.peatix.com