皆さんはアメリカ製の「見た目モロバイクやんけ!」な電動アシスト自転車「SUPER73」をご存じでしょうか?
forRideでも過去にご紹介したことがありますが、2020年から国内でも流通するようになり、最近は街中でもチラホラ見かけることがありますよね。
アメリカ本国ではこれが電動バイク、つまりスロットルだけで操作できる状態で販売されていますが、日本で購入できるのは「SUPER73-SG1」というペダルで漕ぐ必要のあるモデルです。
今回はその「SUPER73-SG1」にスロットルパーツを付け、完全に電動バイク化した猛者が現れたので、ご紹介いたします。
スロットルを輸入して付けるだけ…?
こちらは最近活動を始めた富豪系YouTuber「ドラむすこチャンネル」。その名の通り、大富豪の息子として生まれたドラさんが優雅で豪華すぎる生活模様を暴露するチャンネルです。
活動初期に「カッコよすぎる電動アシスト自転車買ってみた」と上げていたのがこのSuper73-SG1だったのです。
そして、つい最近(2022年3月2日)更新したのがこの「【Super73】ペダルを漕がなくても進む!? 電動バイク化してみた!【公道NG】」という動画。
この動画ではタイトルにもある通り、日本国内仕様でペダルを漕がないとモーターを動かせない「SUPER73-SG1」を、スロットル制御する工程を紹介していました!
※はい、タイトルにある通り、もちろん公道NGですね。
動画内で登場したデバイスはたったのこれだけ。海外の個人間取引サイトで見つけた純正のスロットルパーツを、1万3,000円ほど(送料込)で購入したそうです。
そしてわずか2分の作業後……
サクっと実装されました!
画像左上にあるグリップの右側にインストールされているのがお分かりいただけるでしょうか?
配線をチャチャッといじるだけでスロットル化できるなんて、意外とシンプルな設計です。
液晶には速度計と走行モードが表示され、ペダル時と同じく「エコモード」「ミディアムモード」「ハイモード」の3段階でシフトできます。
そしてしっかりと注意勧告をしていきます。そう、日本の公道を走るためにはミラーやナンバープレートマウント、ウィンカーにヘッドライトなどが必要で、もちろん登録の申請もしなければなりません。
さりげなく後ろに写る内装が豪華すぎて圧巻です。
※今回ドラむすこチャンネルでは私有地の敷地内を爆走するだけなので、特に法律上の問題はありません。
いざ始動!電動バイク化された元・電動アシスト自転車の威力
外に出ていざ始動!なんの問題もなくSUPER73-SG1は走り出しました。こうしてみると本当にバイクにしか見えませんね!
エコモードでゆったりと裏庭を回ると、次は「ミディアムモード」に挑戦。
すると、想像以上の速さにドラさん思わず「速っ!ヤバッ!」と驚嘆。軽く原付並みの速度が出るのですが、やはり電動バイクならではのトルク感には大人でもビビります。
さらに「ハイモード」にチャレンジしてみるも、こちらは秒速で断念。原付二種クラス並みのスピードとトルクに萎え落ちしてしまいました。
低予算で電動バイク化!次回はナンバー取得かも?
そうこう乗り回しているうちに動画はシメを迎えました。動画の終わりでは「次回はナンバーを取ってみようか」と、さらなるステップを目指したドラさん。
まだまだ国内でカッコいい電動バイクが流通するのには時間がかかりそうですし、もし興味のある方は同じように電動バイクをカスタムして登録申請してみてはいかがでしょうか。