2013年からEV一筋で商売をしてきた「Denzel」が去年の3月ごろに発表した電動カフェレーサー「ECR V1」が、今年3∼4月にアメリカ合衆国にて正式に販売されることが発表されました。
EV市場加速の幕開けともいえる今回のニュース、乗り遅れる前にDenzelと「ECR V1」についておさらいしちゃいましょう!
Deznelってどんな会社?
「Denzel」の発祥は、世界各国のEV愛好家のエンジニアたちが2013年から同好会的に始めたのがきっかけだそうです。おもにヨーロッパのEV市場で活躍していて、今回のカフェレーサーモデルの「ECR V1」を皮切りにアメリカ合衆国での市場開拓をもくろんでいるようです。
Denzelの電動カフェレーサー「ECR V1」とは?
電動カフェレーサー「ECR V1」は2017年12月から企画されていた商品で、今まで電動オフロードバイクをメインにファンを増やしていたDenzelが初めて街乗りバイクを作ろうと試みたプロジェクトです。
開発は順調に進み、2018年3月にはプロトタイプの最終テストが完了し、製品版の生産にこぎつけました。製品版スペックは出力7.5kWの中モーターで最高速度(制御下)95㎞/h、LiFePo4バッテリーを積み、クルーズコントロール機能や急速充電が可能になったモデルだそうです。航続距離は一回の充電で120㎞だそうです。
5,500USドル(約60万円)で購入できるそうで、2018年末にはアメリカ合衆国への輸出販売が可能になったとのことです。現在はアメリカ合衆国内でECR V1を取り扱ってくれるディーラーを募っています。
元のレトロチックなカラーリングもおしゃれですが、カーボンむき出しのモデルもなんだかダークヒーローっぽくてかっこいいですね!シート後部がカウル型になっているのは個人的にポイント高いです!
いかがだったでしょうか、これから規模がさらに加速してインフラも整備されるであろうEV市場。そんなEV市場への進出において、中型EVとしては一番乗り級の早さで販売開始となったDenzel ECR V1ですが、果たしてうまくいくのか。今後の展開に期待です。