電動バイク界の王者「Energica」とは何者だ!? 市販はされてるの?

アメリカのライトニング社、ゼロモーターサイクル社など、最近ちらほら耳にするになった電動バイクメーカー。今年2020年3月からはスポーツネイキッドSR/Fの国内への輸入販売も始まっており、にわかにブームの兆しを見せています。

 

そんな電動バイク業界で今話題となっているのが、イタリアの電動バイクメーカー Energica。イタリアらしい鮮やかなカラーリングや洗練されたフォルム、そしてハイパフォーマンスと「かっこよくてスポーティーな電動バイク」を潜在的に求めるバイカーなら絶対に興味を持つモデルの数々をラインアップしています。

 

電動レーサーの開発から始まったEnergica

Energicaはイタリアのエミリア・ロマーナ州の都市モデナに本社を置く電動バイクメーカーです。親会社のCRPグループが2010年に始めた電動レーシングモーターサイクルのプロジェクトをキッカケにその4年後の2014年に設立されました。2020年になって日本進出を表明し、1〜2月の間だけでも2019年の総売上高を既に達成するなど急成長を遂げています。

 

電動レーシングバイクの開発から始まったというのがまた特長的です。つまり最初は市販化を目的とせず、とにかくハイスペックな電動バイクを生み出すべく取り組んでいたということ。その研究・開発から得られた技術やデータがどのようにフィードバックされているのか、とても気になります。

 

Energicaの現行ラインアップ

Energicaは現在1つのスーパースポーツと2つのネイキッドの合わせて3車種をラインアップしています。いずれも市街地走行のみで400km、高速走行のみでも180kmと長い航続距離を誇り、普通充電だけでなく、高速充電にも対応。スポーツ性と実用性の高さを兼ね備えています。

フルカウルスポーツ EGO / EGO+

スーパースポーツタイプ ■最高出力:107kw(145hp) ■最高速:240km/h ■バッテリー容量:11.7kwh ■航続距離:200km(エコモード) ■充電時間:20分(急速充電、0-85%),3.5時間(普通充電、0-100%) ■参考価格:€ 23,083.(約280万円)

EGOシリーズはスーパースポーツタイプの電動バイクで、最高時速240km/hと既存のエンジンモデルのスーパースポーツにも劣らないスペックを秘めています。デザインもスポーティーで性能もバツグンとなれば気にならない方がムリってものです。

エコ/スタンダード/ウェット/スポーツという4つのライディングモードから走行モードを選択可能。エンジン出力特性やトラクションコントロール、ABSやサスペンションセッティングなど走りの根幹となる要素を場面に応じた使い分けが可能になるので、街乗りからサーキットまで幅広く活躍できることでしょう。特に雨天時や水溜りにおけるスリップを防いでくれるウェットモードは安全運転のためにもありがたいところ。

 

スポーツネイキッド Eva Ribelle

ストリートファイタータイプ ■最高出力:107kw(145hp) ■最高速:200km/h ■バッテリー容量:11.7kwh ■航続距離:200km(エコモード) ■充電時間:20分(急速充電、0-85%),3.5時間(普通充電、0-100%) ■参考価格:€ 22,418.(約270万円)

尖ったデザインのフロントフェイスが特長的なEva Ribelleはネイキットタイプ。最高出力147PS、21.92kgf・mとリッターバイクと同等のスペックで、毎日のライディングをエキサイティングにしてくれます。最高時速は200km/hとスポーツバイク顔負けです。

 

クラシックネイキッド EVA EsseEsse9 / EVA EsseEsse9+

ネオクラシックタイプ ■最高出力:80kw(109hp) ■最高速:200km/h ■バッテリー容量:11.7kwh ■航続距離:200km(エコモード) ■充電時間:20分(急速充電、0-85%),3.5時間(普通充電、0-100%) ■参考価格:€ 20,583.(約250万円)

クラッシックイタリアンデザインが採用されたバイクという位置づけにあるEVA EsseEsse9。丸目のヘッドライトや、フレームに沿ってフラットなシートなど、ラインアップされているマシンの中では一番スタンダードな印象です。とはいえスペック的にはEva Ribelleと同等なので侮れない速さを誇ります。

 

イタリアンバイクが電動化の波を押し進める⁉︎

日本に到着したテスト車両

Energicaの電動スポーツバイクは「電動バイクなんてイマイチ」と主張するバイカーたちを電動バイクの世界へ引き込む魅力を備えています。それはラインアップを見れば一目瞭然。新型コロナウイルスの影響でCHAdeMO規格の高速充電に対応した日本仕様の生産に遅れが生じていますが、輸入総代理店の株式会社エスターはすでに販売を目指した活動を始めています。神戸へのショールーム出店も計画されており、今後の動向が楽しみです。

Energica

公式サイト

株式会社エスター

公式サイト

ジョン スミス

ジョン スミス

XLR 250 BAJAで腕磨いてます。デミオでラリーに参戦中、目指せフル参戦。好きなバイクメーカーはイタリアのMV AGUSTA。