リアルなモーターサイクルのみならず、バイクに関連した映画・アニメなどもチョイチョイ紹介いる当サイト。今回は、ホンダがバイクを通じて映画制作に協力した、という話をご紹介しましょう!

ホンダ「NM4」
ホンダは、ドリームワークス製作/パラマウント・ピクチャーズ配給の映画「GHOST IN THE SHELL(ゴースト・イン・ザ・シェル)」に、未来感のあるスタイリングでご好評の「NM4」をヒーローバイクのベース車両として提供したのです。
コチラが、そのヒーローバイク。確かに、ホンダ「NM4」の面影がありますね!
ちなみに、こちらが2017年3月24日(金)、25日(土)、26日(日)に、東京ビッグサイトで行われた「東京モーターサイクルショー 2017」で展示されていたときの一枚。
と言うことで、今回は映画「GHOST IN THE SHELL」の概要と、そのヒーローバイクのベースとなったホンダ「NM4」についてご紹介しましょう!
GHOST IN THE SHELLとは
「ゴースト・イン・ザ・シェル」は世界的に評価の高い士郎正宗氏原作の漫画「攻殻機動隊」を題材とし、ハリウッドで実写化された近未来を舞台とするSFアクション映画です。
事故から生還、脳以外が全身義体として、世界の最も危険な犯罪者と戦うための完璧なソルジャーとして生まれ変わった主人公の捜査官・少佐役にはスカーレット・ヨハンソン氏を、その上司である荒巻役はビートたけし氏を起用。
製作陣にはアヴィ・アラッド氏、アリ・アラッド氏、スティーヴン・ポール氏とマイケル・コスティガン氏を迎え、製作総指揮は藤村哲也氏、石川光久氏、ジェフリー・シルバー氏と野間省伸氏が担当。監督はルパート・サンダース氏が務めています。
NM4が提供された背景
そもそも「NM4」は、「近未来」と「COOL」をテーマとして開発され、2014年4月に発売されました。今回は「NM4」のコンセプトとそのスタイリングが作品の世界観に合致したことで、車両提供が実現したのだそうです。
ホンダは車両の他に、車両の新たなデザインスケッチについても提供。映画制作スタッフがスケッチをもとに撮影車両として製作し、主人公が乗車するヒーローバイクとして使用されました。劇中で描かれる近未来の世界をより魅力的でリアリティーあるものにしています。
ホンダ「NM4」とは
今更感は否めませんが……せっかくですから「NM4」について復習しておきましょう。
そもそも「NM4」には、先行リリースされた「NM4-01」と、ボリューム感のあるリアデザインを採用しETC車載器などの充実装備を施した「NM4-02」の2モデルがラインアップされています。
エンジンは、低・中回転域で力強いトルク特性の水冷・4ストローク・直列2気筒745ccを搭載。トランスミッションはDCTを標準装備しています。
インストルメントパネル越しに見える風景から構成される「コックピットポジション」と、アジャスタブルタイプの起立式バックレストによって、新感覚のライディングフィールを楽しむことができます。
性能や機構面の斬新さというより、スタイリングと存在感といった、独自の世界観を楽しむためのモデル、といったところでしょうか?
もちろん現在も新車として購入可能ですので、ご興味を持たれた方は、記事末尾の参考として掲載したホンダのウェブサイトをご覧くださいね!
映画は4月7日に日本公開だ!
さてさて、この「NM4」ベースのヒーローバイクが登場する映画「ゴースト・イン・ザ・シェル」は、3月31日の北米公開をはじめとして、4月7日には日本でも公開されます。放映スケジュールなど、映画の詳細に関しては、「ゴースト・イン・ザ・シェル」公式サイトをご覧くださいね。