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【狂気】ゴールドウィングでモトクロス走行をかますツワモノ現る!

【狂気】ゴールドウィングでモトクロス走行をかますツワモノ現る!

ホンダのゴールドウイングといえば大型ツアラータイプで広大な道を駆け抜けるイメージですが、なんとそのままオフロードタイヤを履かせて山道をモトクロス走行というなんとも豪快なことをやってのけた人がいるようです!

 

飛んで跳ねて…!こんな躍動感があるゴールドウイングは見たことがない

車重が285kgもある巨体でも豪快にジャンプを決めているのがわかると思います。しかし前後サスペンションは耐えきれず、リアサスペンションは底付きをしているのがわかります。飛び跳ねるごとに車体はガシャガシャと音を立て、大事な荷物をボロボロとこぼしまくってるんですけど……

 

【狂気】ゴールドウィングでモトクロス走行をかますツワモノ現る!

しかし80馬力を発生するハイパワーのエンジンはグイグイ進んでいきます。途中からバイクを乗せたキャリアを引っ張りながら走っていたりと、バイクがバイクを引っ張ってジャンプという、もうここまでくるとはっきり言って何がしたいのか……。

 

映像に登場するゴールドウイングは日本では未販売だった

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映像に登場するゴールドウイングを見て「あれ?」と思った人はかなりのバイク通かもしれません。なぜなら登場するゴールドウイングは、1980年式GL1100で、当時日本では販売されていなかったモデルだからです。

 

1974年に登場したゴールドウイングは販売初期こそ日本の狭山工場で生産されていましたが、のちに本格的にアメリカへの導入に向け現地生産に移管されていきます。その移管後に初めて現地で製造されていたものがGL1100というわけです。

 

現代のゴールドウイングは1,800ccオーバーの6気筒エンジンを載せていますが、当時は水平対向4気筒エンジンで排気量も1,000cc強とそれほどインパクトのあるスペックではありませんでした。

しかし、車体のサイズは当時からかなりのもので、その存在感や形からバイク好きなら誰もが一目見てゴールドウイングだとわかるのが大きな特徴です。

 

エンジンガードやバンパーが標準装備となっており、リアサスはエア式を採用し快適性が重視されています。さらにアメリカの広大な土地を長時間自由に苦もなく移動できるよう、スピーカーもオプションで取り付けられていました。

この時からグランドツアラーの快適化が始まったとも言われており、他メーカーからも超豪華な仕様のバイクが次々に開発されてきました。

 

実はゴールドウイングはオフロード走行に向いているバイク!?

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映像を見る限りやっていることは豪快に見えても、バイクの動きを見てみると実は非常に安定しているため、運転自体はさほど難しくないように見えます。

 

ツーリング用に調整されたエンジンは高トルクでありながらもマイルドな味付けとなっているため、動画を見る限りアクセルの開けすぎによってホイールスピンはさほど起こしていないようにも見えます。

 

【狂気】ゴールドウィングでモトクロス走行をかますツワモノ現る!

さらにゴールドウイングはホイールベースがかなり長く、水平対向エンジンで重心が限界まで下げられています。おまけに286kgの重量がしっかりタイヤを食い付かせてくれるため、安定感はかなりのものだと考えられます。

 

ただし、重量がある分慣性も大きいため、テールスライドのコントロールができない時はあっという間に制御不能になりそうです。

 

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多少の転倒はエンジンガードや突き出たエンジンが支えとなって斜めに倒れるだけですので、起こすのも簡単そうですが、真横を向いてしまった時はもう助けを呼びに行かなければいけなくなりますね。というか、勢いよく転倒してバイクの下敷きになれば命に関わるでしょう……。

 

まとめ

最初見た時は一瞬度肝を抜かれましたが、よくよく考えるとアメリカ大陸を横断するのにも使われるため、途中このようなオフロードを走るような場面に出くわすことがあるかもしれません。こうして見ると、実はゴールドウイングはオフロードも走ることも想定して開発されていたのでは?とも思いますね。

 

いずれにせよこんなにも躍動感のあるゴールドウイングを見ると、もはやアフリカツインのようなアドベンチャーバイクにしか見えなくなりますが、高級シートやスピーカー、クーラーも装着されているほどの高級車だということを忘れないでくださいね!

 

参考-YouTube「Goldwing Motocross」
Writer: もーりー

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